CADの見積もりに関して2

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デザイン・イラスト
今回はどのような依頼内容がわかりやすい依頼内容か、に関してです。当然わかりやすい依頼の方が正確な見積もり(適切な安い価格)を出せますし、多くのワーカーが応募できると思います。依頼者、作業者双方にメリットがあるのではないでしょうか?

依頼内容に関して、できる限り詳細に、正確に書いていただくのが望ましいです。依頼主の常識が、作業者の常識と同一は限りません。

まずは制作物に関してです。
制作物の図面、写真、イラストなどビジュアル情報があるとわかりやすいです。逆にビジュアル情報がないと、手を出しにくいか、または高めの見積もり設定になります。一番わかりやすいのは図面です。手書きの簡単な図面でもあると非常に助かります。イラストや写真でも、有るのと無いのとでは大きく違います。

納品データの形式も重要です。ソフトによっては書き出せないデータ形式もあるので、受注後に「やはりこの形式では作れません」とかもありえます。なので、依頼時点でSTEPが欲しいやIGES限定など記載があると間違えが減ります。

使用ソフトは重要では無いと思いますが、パラメトリック系のソフトを発注者側で使っている場合は、同じソフト限定で発注した方が後々修正しやすいとは思います。一方で発注者側で修正しない場合はデータ形式の限定のみで良いと思います。

納品データの修正の可能性に関しても記載があると良いと思います。記載がない場合は修正の可能性があると思って見積もりしています。例えば制作資料としていただいた図面通りに作れれば終了の場合と、そこから修正の可能性がある場合では見積もりも、場合によっては納期も変わります。

図面(2D)の有無
時折3DCAD図面という表記を見ますが、わかりにくいので3DCADデータと2Dデータ両方作る見積もりを出しています。2Dの図面が必要ではない場合は若干見積もりが安くなると思います。必要な場合は図面の形式DWGなのかPDFなのか、などもあると良いと思います。

金型用途(抜き勾配)
必要な場合は記載した方が良いです。

レンダリング(パース)
3DCADとレンダリングは同じでは無いので、現実的なCGが必要な場合は明記する必要があります。CADソフトはレンダリングは得意では無い為、特に高品質のCGが必要な場合は、製作者も別のソフトを使う必要があり、通常別料金です。





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