うつ病の種類 2つのパターン

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コラム
うつ病には細かく分けると種類はたくさんありますが、大きく分けると2つです。そのどちらかによって、使う薬、治療方法も全く違ってきます。

私はそのことで苦しんだから、
うつ病と診断された方
身近にうつ病と診断された方など

その2種類のうつ病について、より認識を深めていただければ嬉しいです。

うつ病は大きく分けて2つ

・大うつ病性障害(単極性うつ病):抑うつ状態だけが起こる
・「双極性障害」:抑うつ状態と躁(そう)状態の両方が起こる


うつ病の種類 パターンA 「大うつ病性障害」(単極性うつ病)

さまざまな生活上のストレスが原因で、現在このタイプの人の数が増えているそうです。

抑うつ気分や物事に対する興味や関心が低下するこころの症状のほかに、体重の減少、疲れやすい、不眠といったからだの症状があらわれます。

写真のように、ずっと沈んでいるイメージです
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うつ病の種類 パターンB 「双極性障害」

以前は「躁うつ病」と呼ばれていました。非常に元気がよくなって、何でもできると思い込む躁の状態と、抑うつ状態の2つの極端な気分の波があらわれるのが特徴です。

抑うつ状態のときの症状自体は、うつ病と異なるものではないので、うつ病と間違われることもあります。この「大うつ病性障害」と診断された後に、「双極性障害」と診断されるパターンは全体の20%くらいいるそうです。

私の経験談

うつ状態と、躁状態を繰り返すのが「双極性障害」ですが、怖いのは躁状態です。

私の場合、当初パターンAの「大うつ病性障害」と診断され、そのための薬を飲んでいましたが、半年くらい経ったあとに、どんどん気分が上がってきて、「何でもできる」という心の状態になりました。今思えば怖かったくらい、活動的になっていました。
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何か月かうつ状態だったので、やっと治った!これで何でもできる!!と意気込んで、予定や活動を次々と入れました。根拠もなく自信が湧いている状態なので、活動は止まりません。睡眠不足でも、疲れていても気持ちはみなぎっているのです。

 しかし、この躁状態は1か月も続かず、またうつ状態になってしまいました。全部の予定をキャンセルはとてもつらかったですし、自分はまたうつ状態に戻ってしまったのか、と愕然としました。母親に聞くと、あの時のあなたは少しおかしかったと思う。と言っていました。当然ですよね
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その後、病院に行ったら「双極性障害」と診断されて、治療時間がかかってしまった気がします。ですので、もっと最初からうつの2種類を知っておけばよかったということと、自分の状態を客観的に見て医者と相談できていれば良かったなと思います。

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