岸田首相の派閥解消は「政治刷新」ではなく「政治縮小」だ

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【岸田政権下の派閥解消の現実】

自民党の派閥解消は、岸田文雄首相が掲げる「政治刷新」の一環とされている。しかし、実際には派閥は政策集団として存続し、資金の流れの透明性も不十分なままである。このような状況では、派閥解消は名ばかりであり、実際には岸田首相の権力基盤を固めるための「政治縮小」と言える。

【岸田首相の権力基盤と派閥政治】

岸田首相は、宏池会出身として自民党内で強い地位を築いている。しかし、他の派閥、特に清和会や志帥会などのライバル派閥に対しては、徹底的な排除を図っている。これは裏金問題の解決だけでなく、次期総裁選における自身の立場を守るための戦略とも見られる。清和会などの大きな派閥の動向は、岸田首相にとって脅威となる可能性がある。

【政治刷新ではなく縮小の方向へ】

岸田首相は、自身に不利な派閥を解散させ、有利な派閥を存続させることで、自らの政治基盤を強化しようとしている。これは政治刷新ではなく、むしろ自民党内の多様性や対立を排除し、岸田首相の一人勝ちを目指す政治縮小の動きである。この結果、自民党は国民の信頼を失い、政策の質も低下する恐れがある。

【岸田首相の責任と自民党の未来】

岸田首相は、自らの政治生命を延ばすために自民党を「岸田党」に変えようとしている。しかし、これは党の衰退を招くことになるだろう。本当の政治刷新を目指すなら、岸田首相は真の派閥解消と政治資金の透明化を実行すべきである。それができない場合、自身の政治的野心を捨て、自民党の再生に尽力すべきである。

【静也より】

自民党全員で能登半島の被災地に出向き炊き出しでもしてみたらいい解決策が生まれるかもね。まぁ自民党に限らずだけど・・・
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