自分探しをしすぎると鬱になる

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コラム

自分探し。


すっごく大事なことです。

特に何かに躓きつつあるようなときに、思わず人は自分探しの旅に出てしまうのではないでしょうか。

ある程度論理たてて考えをまとめていければ良いとは思いますが、人が思い悩むのは夜が多いです。

眠れない深夜などにぐるぐる考え始めてしまう人も多いのではないでしょうか。

俳優の役所広司さんの言葉にこんな言葉があります。
自分探しって言いますけどね、見つかりませんよ。自分は「ここ」にいるんだから
そもそも自分探しをなぜするかというと、
・今いる自分とはかけ離れた「理想の自分」がいるのではないかという気持ち
・自分が今していることは「理想の自分がすべきことではないかもしれない」という気持ち
などがあります。

しかし、基本的にこの旅には終わりがないと思って良いかも知れません。

自分探しとは、自分の居場所、生き方を求めることだと思います。
多くの人にとっての自分探しとは、それは職業やライフスタイルだったりすると思います。

確かに、「今の自分の生き方」に満足している人というのは少ないと思います。
自分探しをする過程でしか得られない貴重な体験というのもあると思います。

しかし、これを追求しようとしすぎると、
・常に「今の自分が不安定」
・目の前の問題がおろそかになる
・明確な終わりがない。堂々巡りになる
ことになります。

自分探しをしたくなる理由としては
・目的・目標が定まらない
・今の状況が辛い
・選択することに疲れている
など挙げられますが、これらは、これらの状態に陥っていることがわかればある程度は対処する術があります。

ですが、このラインを超えてくると、
・なぜ自分は生きているんだろう
・なぜ生まれてきたんだろう
・自分にとっての幸せは何か
という堂々巡りをする悩みへと発展していってしまいます。
これらに明確な答えはなく、またゴールがあるものではありません。

あまり追求しようとしすぎると、
・自分の立っている位置がわからなくなる
・目の前の幸せに気づかなくなる
・不幸の部分を強調しがちになる
ことになります。

結果、精神的に不安定になり、抑うつ状態に陥ってしまいます。

・自分探しのゴールを見つける

上記でも述べたように、自分探しを行ってしまう根本的な原因は「明確な目標や理想」がないことです。
目標を見つける方法として、グロービス経営大学院経営研究科長の田久保義彦氏が「3つの円」というフレームワークを提唱しています。
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これに沿って考えると、現状の把握、理想の言語化、またそれを叶えるにはどうすべきかが自ずと整頓されてきます。

言語化するというのはとても大切なワークです。
ノートなどに書き出して整頓していくのも良いでしょう。
言語化することにより、現状の把握も出来ますし、理想としている自分はどういうものなのか、どのあたりが引っかかっているのかを視覚的に捉えることが出来ます。



答えがないものを延々と悩み続けることはとても危険です。

なぜならばそこに答えは出ないからです。

悩み始めたら早めに誰かに相談するというのも一つの手です。
幸い、ココナラさんにはそういった悩みに手助けをしてくださる方がたくさんいます。
悩み始めたら一人で抱え込まない。
これを大事にしてください。



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