今年はいきなり暑くなりましたね!
もう残暑と言っても過言ではないくらい暑いです。
こういう時は夏バテを起こしやすいので、工夫して食事をとりたいですね。
さて、夏バテに効くと言われている「梅干し」。
どのような効能があるのでしょうか。
梅干しの栄養
1.クエン酸
クエン酸には疲労物質である乳酸を体内で分解して新陳代謝を促進してくれる働きがあります。
また、血流の促進やミネラルの吸収を助ける働きがあると言われています。
2.カテキン酸
カテキン酸といえば、強い抗酸化作用ですね。
老化を防いだり、また、虫歯予防の効果もあるとされています。
3.ポリフェノール
ポリフェノールもまた、抗酸化作用が強い物質と言われています。
活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立つとされています。
4.カリウム
実にリンゴの2倍ものカリウムが含まれているとされています。
夏は発汗でカリウム欠乏症になりやすいため、積極的に摂取したいです。
5.カルシウム
生体内に最も多く存在するミネラルです。
また、血管内で血流を維持したりする働きもあるため、外せない大事なミネラルです。
6.マグネシウム
エネルギー産生機構に深く関わるミネラルです。
カルシウムと密接な関係にあります。
7.ビタミンE
強い抗酸化作用を持つ脂溶性のビタミンで、体内の脂質の酸化を防ぎます。
加齢によって発症しやすい病気の予防に効くことから「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
8.鉄
不足すると動機やめまいなども引き起こすことがあります。
全身に酸素を運ぶために欠かせない大事なミネラルです。
9.植物性乳酸菌
腸内環境を整える効果や免疫力を上げる働き、また抗アレルギー効果などが期待されています。
ヨーグルトなどから摂取出来る動物性乳酸菌より高い効果が期待される乳酸菌です。
夏バテ予防に効く?
夏バテは食欲不振によるエネルギー不足によって引き起こされると言われています。
梅干しの酸味は口に入れた時に唾液の分泌を促し、食欲を増進する効果があると言われています。
また、上記でも述べたとおり梅干しにはクエン酸が含まれており、代謝をアップさせてくれる効果があります。
そして梅干しにはクエン酸とも相性の良い「ムメフラール」という成分が含まれています。
ムメフラールには血流を改善する効果があり、血栓の予防などにも効くとされています。
梅干しには夏に必要不可欠なミネラルも多数含まれているため、夏バテに効くとされているのでしょう。
ただし、梅干しにはかなりの濃度の塩分が含まれています。
塩分過剰で返って健康を損ねることにならないように、1日1個を目安に食べるとよいでしょう。
また、梅干しのダイエット効果をより高めたい場合は朝1個、という習慣がオススメです。梅干しは血糖値の上昇を緩やかにする効果があるためです。
夏バテに効くとされる梅干しですが、実はインフルエンザウイルスの増殖抑制効果もあると言われています。
夏も冬も、バランスよくとりたい食品です。
ここまで書いておいてなんですが、ベアたんは梅干しは苦手です。
でも、出来るだけ摂った方がよいものなので、果肉を潰して和え物にしたりして、機会があれば摂取するように心がけています。
(*´σー`)エヘヘ苦手なものってありますよね・・・・