コミュニケーション はじめまして編‐2

記事
コラム
前々回と前回のブログ、まとめると「はじめまして」の人間関係をより良いものにするためのコミュニケーションとしての第一印象を左右するポイントの1番目が身だしなみであり、男女ともに清潔感が最も大切だということをお伝えしたかったんです。

今回は2番目の「相手の名前をおぼえる」についてお伝えしたいと思います。

みなさんの中にもペットを飼っていらっしゃる方もけっこういらっしゃると思います。私もこれまでハムスター、ねこ、犬を飼ってきました。ペットを家に迎えると、名前って付けますよね?そして、その名前でその子を呼んでみると、最初は知らん顔していても、そのうちに自分のこと呼んでるんだとわかって反応するようになり、その名前に馴染み、名前を呼ぶと嬉しそうに呼んだ人のところに来るようになります。そしてその様子で飼い主からペットへの「カワイイ❣」がどんどんポイントアップし、ふたり?の人間関係?が発展・・・

反対にみなさんが子供のころ、新学期を迎えて新しい先生になり、先生から名前の呼び間違えをされて疎外感というか寂しい思いをした経験のある方もいっらっしゃるのではないでしょうか?
また、職場でも「そこの新人」とかって言われるより「〇〇くん」「〇〇さん」と初日から名前でちゃんと呼んでもらえる方が安心感ありますよね。

このように名前をおぼえてもらって名前で呼んでもらうことは動物でさえ嬉しいこと、ましてや人間ならなおのことですよね。

婚活中のみなさんは、お見合いや婚活パーティー、マッチングアプリなどで出会いのきっかけを作っておられると思います。婚活パーティーのように一度に複数の相手と会う場合、1日2日に複数のお見合い相手と会う場合、マッチングアプリで複数の相手とのやりとりを同時進行する場合など、相手の名前を正確におぼえることを基本として今一度この「名前」を大切なアイテムとして意識して活用してみて頂けたらと思います。
具体的にいうと、
①相手の名前はフルネームで正確におぼえる
せっかく名前を呼ぶなら絶対に間違えてはいけません!②では苗字で呼ぶと書いてあるのですが、フルネームをおぼえることで相手の雰囲気や人となりの印象がより感じられるようになります。
②初対面では苗字で呼ぶ
「初対面では苗字で呼ぶ」が基本です。名前(ファーストネーム)では馴れ馴れしい人だと思われてしまいます。
会話の端々に名前を入れ込む
例えば、「私は音楽を聴くのが好きなのですが、〇〇さんはどうですか?」
「〇〇さんはグリーンがよくお似合いですね」「〇〇さんのお好きな食べものは何ですか?」「〇〇さん、今日はお会いできて嬉しかったです」「〇〇さん、ありがとうございました」など

結婚相談所勤務時代に実際にあった話、STORYをふたつ、ご参考になれば幸いです。

STORY1
当時30歳くらいで担当の私から見ても真面目で明るく親しみやすい性格の男性の話です。ある日のこと、プロフィールでひとめ惚れ?のお相手とのお見合いで、私のアドバイスどおり会話の端々に名前を入れ込むを実行したのですが、彼は最大のミスを犯していました。お見合い終盤になって相手の女性から「私、〇〇ではなくXXです」と言われてしまいました。女性からはお断りで、理由は言うまでもないのですが、「名前さえ間違えずにいてくれたらもう一度お会いしても良いと思っていました」とのことでした。きっと「この人とのお見合いは失敗したくない」という思いが強くて緊張しすぎての失敗だったのではないかと思いますが、ホントに残念ですよね。

STORY2
当時40歳くらいで真面目で仕事熱心、頼りがいのありそうな男性の話です。担当ではなかったのですが、彼のお見合いに何度か仲人として立ち会ったことがあります。お見合いの直前に相手のプロフィールの最終確認してもらう時間があるのですが、彼はいつも相手の名前・職業・趣味・好きな食べ物・家族構成などの欄を指と目で追って情報を正確にインプットしてからお見合いに臨んでいるようでした。お見合いのお断り理由はたいてい「面接みたいな感じでまた会いたいと思えませんでした」想像するに、職業・趣味などプロフィールの情報にあることを矢継ぎ早に質問してしまった結果、「面接みたい」という印象を与えてしまったのだと思います。

このふたつのSTORYから
名前だけは何があっても間違えないことを意識し
他のプロフィールについては会話のなかで相手に聞けばいい
くらいに割り切って「名前」を大切なアイテムとして活用してみてください。

あなたの婚活を応援しています!








サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す