教える側と教わる側の考え方

記事
エンタメ・趣味
スノーボードにおいて色々なことを教えてもらうことは多いかと思います。
例えば、
道具の使い方、ブーツの履き方やボードの特徴。
滑り方やクセなど書き出したらキリがないですが、今回は「教える」にフォーカスしてみました。

結論から言うと、必要な「知識」を教え、「技能」を実際に教え、教えたことを経験して身につけ、身構えさせることです。
そして「態度」により理解を深めさせて成長させるものではないでしょうか?

誰かに何かを教える・教わることはどんな場面でもあることです。
具体的に考えていきます。


教えることとは・・・

「知識」「技能」「態度」の3つから成り立っていて、この要素を教えるものです。
より効果的に教えるためには、相手の立場に立った教え方をすることが大切です。

▼ 考え方の原則

① 相手を中心に
② 自ら、やる気を起こさせるように

▼ 教え方の原則

③ やさしいことから→難しいことに
④ 一時に一事を
⑤ 反復して
⑥ 身近な事例等に結びつけ強い印象を与える
⑦ 体験させ、必要な感覚を活用して
⑧ 急所の理由を言う


教え方の4段階法


第一段階→「準備」・・・習う心の準備をさせる

第二段階→「実演」・・・説明してやってみせる

第三段階→「実演」・・・実際にやらせてみる

第四段階→「確認」・・・教えた後をみる

この4段階法は、教え方の一つの原則で性質・程度によって手法が変化するものです。したがって、教える側の創意工夫が必要です。

教えるものの習得には合理的な順序と段階があります。
初めての人なのか、少し慣れた人なのかによっても教え方は若干違ってきます。したがって、教える側の人は教わる側の人の習熟度を判断して個人に適応した教え方をするのが重要です。

一方で教わる側の人も自分の能力を素直に認めて習得に務めなければなりません。

それぞれの段階の要点を考えていきます。

第一段階(習う心の準備をさせる)
①相手の緊張をほぐす
②どのようなことをするのか教える
③覚えたい気持ちにさせる

第二段階(説明してやってみせる)
①細かいステップに分けて話し、やってみせる。
②大事なポイントを説明する。
③理解、納得するまで何度でも繰り返す。
④能力以上のことを教えない。

第三段階(実際にやらせてみる)
①身についたかどうか確かめる。
②やらせながら急所を言わせてみる。
③質問して間違いを直す。

第四段階(教えた後をみる)
①身につくまで教える。
②分からないときに、やり方を聞く人を決めておく。

効果的な進め方

効果的な教え方には、やる前、やってる最中、やった後の3つの場面で繰り返すのが適切です。

・やる前
①手順や内容について説明する。
②やり方を見せてやる理由を教える
③体調管理チェック

・やってる最中
①やり方を適切に教えて、間違っているものはすぐに直させる。
②不適切な行動を監視して癖を見つける。
③ルールを守っているか確認する。

・やった後
①反省するところを話し合う。
②分かりにくかった所は改善する。
③次に活かせるポイントを教える。

まとめ


教える側の人は、それぞれ自らが工夫して最善のやり方を見つけて適切な行動をとることが必要です。
つまり、内容は明確で分かりやすいものにしなければなりません。
重要となるポイントとその理由を説明して納得を得られるように心がけて信頼されるような行動をとることが必要です。
自分の教えたことが身についてくれるとモチベーションアップになり、教えてもらう側の人もレベルアップし正にwin-winになります。
教える立場になった場合はこれを導入してみてはいかがでしょうか。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す