こんにちは。
ゴゴです。
今日の会話表現です。
☆要点☆
今日の一文
May I help you?
「いらっしゃいませ。」
「ご用件をお伺いします。」
※どちらの意味も含んでいます。
発音のポイント
メイ アイ ヘルプ* ユー
発音が簡単なので日本語と英語の違いや無声音の紹介をします。
背景
会社、お店で使います。来客があった際の初めのヒトコトです。
では、本日も宜しくお願い致します。
【今日の一文】
本文:May I help you?
読み:メイ アイ ヘルプ* ユー
意味:「いらっしゃいませ。」&「ご用件をお伺いします。」
☆ワンポイントレッスン☆
・May I ~ …(私は)○○してもよいですか。
助動詞mayのコアイメージは…「許容」です。
「私があなたを助けることを許容して頂けますか?」から転じて
「いらっしゃいませ」や「ご用件をお伺いします」のような意訳になっています。
文法うんぬんというよりかは、もはや定型文なのでこのままサラッと使いましょう。
【発音のポイント】
May I help you?
メイ アイ ヘルプ* ユー
太字:一番伝えたい部分の強調
今回は、例文の発音が簡単なため、日本語と英語の違いや、無声音を全て紹介します。
無声音とは…
↑これです。
熱い食べ物を「フーフー」する時の音です。寒い時に、手に「ハーハー」する時の音です。
音の分け方の1つに、有声音と無声音という括りがあります。
日本人が普段会話で使っている言葉はおおよそ有声音と言ってよいでしょう。有声音とは喉が震える音(喉ブルブル音)です。手を喉に当てながら「こんにちは」と言ってみましょう。「こ」~「は」まで全て喉が震えているはずです。
一方英語は、有声音と無声音が混在します。例えば今回の例文のhelp。「hel」までは有声音、「p」は無声音です。「p」は唇を合わせて破裂させる音で、喉をブルブルさせません。
日本語は有声音で構成されており、英語は有声音と無声音の混在。これには理由があります。
それは母音を含むか否かです。
(母音は日本語、英語に関わらず全て有声音に属します。)
日本語はあ行~わ行まで母音のみ、もしくは子音+母音で構成されています。(「ん」を除く)そのため、日本語は必ず母音を含む言語である、ということが言えます。母音を含むということは全ての音が有声音ということになります。例えば、「ka ki ku ke ko」や「sa shi su se so」のローマ字表記を見てみると、わかりやすいかと思います。必ず母音である「a i u e o」を含めて、一つの音を完成させているのが見てとれるかと思います。
一方で英語では子音のみで発音することがあります。子音の一部が無声音として機能することがあるのです。英語を学習する上で、子音のみで発音するという点、子音の中にも無声音が存在する点の2点に注意しなければなりません。
前置きが長くなりましたが、無声音のアルファベット全9種の紹介です。
c クッ*
f フッ*
h ハッ*
k クッ*
p プッ*
q クッ*
s ス*
t トゥ*
x クス*
※当ブログでは無声音には「*」の印を付けています。
(カタカナをそのまま読むとすべて有声音として認識されてしまうため)
これらのアルファベットが母音と交じり合わない場合は無声音として発音します。
まとめ
・音の区分けの一つに有声音と無声音という括りがある。
・有声音とは喉ブルブル音、無声音とは息フーフー音。
・母音は全て有声音に属する。
・日本語…必ず母音を含む言語。50音すべて有声音。
・英語…必ず母音を含むわけではない言語。有声音と無声音が混在する。
・ここから導き出されることは、英語は母音抜き&無声音に注意。
カタカナをそのまま鵜呑みにして発音することは危険です。折角のインプットが台無しになりかねません。英語の発音の特徴を捉えた上で、カタカナを活用すれば回避できますので、根本の理解を深めた上で英語のスピーキングに臨むようにしましょう。
【背景】
飲食店、服屋さん、アクセサリーショップ、会社などでお客様に向けて使うヒトコトです。
お店
来店されたお客様に向けて、May I help you?と使うと「いらっしゃいませ、何かご入用ですか?」と尋ねているニュアンスになります。
会社
会社に来客があった際に受付の方(もしくは一番初めに対応した方)が使います。ニュアンスは同じく「いらっしゃいませ、何かご入用ですか?」といった意味合いです。
当ブログは初心者~ビジネスに至るまで使えそうな英会話表現を、幅広くお届けするとともに、発音、スピーキング、伝わる英語に焦点をあてています。
また、カタカナと共存しつつ発音の上達を目指します。
A: Sir, may I help you?
B: Yes, I'm looking for a new watch.
See you next time!