D2Cでの失敗を避けるために大切な3つの考え方

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ビジネス・マーケティング
ここ最近、商品開発の相談を受けることが多くなりました。
D2C(ダイレクトトゥーカスタマー)というワードも流行っている為か、商品開発に興味がある人が増えているようですね。

自社ブランドで商品開発をする場合は、製造会社に製造を委託することになります(OEM生産)。

OEMでの商品開発は実はそんなにハードルは高くなく、最低限の資金さえあれば個人の方でも誰でも簡単にできます。(物にもよりますが、だいたい20〜30万円くらいあれば作れます)。

ただ商品を開発することは簡単でも、実際に売るのはそう簡単ではありません。

最初は多くの方が「全く売れない、、」という状態を経験しているのでは無いでしょうか。今大成功しているD2Cブランドも、最初のうちは何度も失敗して試行錯誤しながら、少しずつ正解を探し続けてようやく成功に辿り着いているのです。やはり成功するにはそれなりに経験が必要になるのです。

初めてOEMで商品開発をする方に強くお伝えしたいのですが、
最初から大成功を目指そうとせず、まずは「失敗しない」ことを最低目標にすることを強くオススメします。

最初は商品開発や販売のプロセスを身をもって覚えることが大事です。
最初から致命傷を負ってしまって、資金が尽きて次のチャレンジができなくなってしまうのが最悪のパターンです。

D2Cでの大失敗を避けるための基本的な考え方を3つアドバイスします。

①最初から商品開発にこだわりすぎない

D2Cにチャレンジする方は商品開発にこだわりたくなると思いますが、そこは我慢。1から商品開発をするのはやはりそれなりの時間と労力がかかります。実際にどれだけ売れるか分からない中で、開発に時間をかけ過ぎるのはオススメできません。最初は経験を早く積むことを優先しましょう。
例えばOEM会社が持っている商品の中で、ラベルだけを変えればすぐに商品化出来る物もあります。そのように既にある商品を使えば商品開発のスピードはグッと短縮できます。また、既にある商品であれば一定の品質を担保されているはずなので、失敗も避けられます。どのような商品を使うのが良いか、OEM会社からアドバイスをもらいながら進めると良いでしょう。
まずは経験を積むことが最優先です。こだわりの商品開発は、その後でも遅くはありません。

②最初から利益を求めない

生産コストは、製造ロット(製造量)によって変わります。例えば500個分作るよりも、3000個分作った方が、1個あたりの単価は安くなります。
ただ、どれだけ売れるか分からない状態で、単純に安いからと言って最初から大量に製造するのはリスクが大きく危険です。
最初は割高だとしても最小ロットで製造することをオススメします。実際に販売してみて、「これは売れる!」という確信を持った段階で追加発注の際にボリュームを増やせば、後々から利益は改善できます。最初から大量の在庫を余らせてしまうことだけは避けましょう。

③最初からブランディングにこだわらない

D2Cにチャレンジする方は何かしらの理想やイメージを持っていることが多いと思うので、ブランディングにこだわりたくなると思います。
ただ実際にはブランディングというのはかなり難しく、そもそもブランディングが売上にどれだけ貢献しているのかを検証することも出来ません。
現実的にはブランディングよりもLP(ランディングページ)の良し悪しの方がダイレクトに売上に直結します。最初からブランディングに力を入れるのでは無く、まずはLPの作り込みに全力を注ぎましょう。LP作成については、ココナラにも優秀なデザイナーさんがたくさんいますので、彼らの力を借りると良いでしょう。まずは、LPに力を入れて初回ロット分を全て売りきることに注力しましょう。ブランディングはその後でも遅くはありません。

自分のアイデアや想いを商品化できるD2Cはロマンがあります。
ただ、最初からロマンを追い求め過ぎると思わぬ失敗に陥りかねないので、まずはしっかりと初回ロットを売り切り、製造から販売の一連のプロセスを身につけることを優先することで、将来的な成功確率は高くなります。

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