広告はどうする?アマゾンのブラックフライデーセールで出品者が取るべき戦略について。

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ビジネス・マーケティング
Amazonブラックフライデー(2021年11月26日~12月2日)まであと一週間となりました。

ブラックフライデー等の大型セールではAmazon側も大々的に広告を出して集客するので、大きな売上増が見込めます。11/26スタートという日取りも、ちょうど給料日の後なので、財布の紐が緩むタイミングですね。

さて。出品者としては何をするのが良いでしょうか?

オススメはプライム会員限定セール

多くの出品者、メーカーには「プライム会員限定セール」へのエントリーがオススメです。(FBAに登録していることが前提となります)
11月24日(水)午後11時59分がエントリー締めになっていますので、FBAをやっている方で、まだエントリーしていない方は、早めにエントリーしましょう。

プライム会員限定セールを推す理由ですが、以下の2点です。

①エントリーの審査基準が比較的緩い。
セールの種類としては「数量限定タイムセール」も効果が高いのですが、「数量限定セール」はかなり審査基準が高く、エントリー出来ない方の方が多いと思います。
一方、プライム会員限定セールは比較的審査基準が低く、FBAをやっていてユーザーレビューが3.5以上であればエントリーできるかと思います。
(販売実績が著しく低い場合は、エントリー出来ないケースもあります)

②プライム会員は、購入意欲が高い。
プライム会員のユーザーは年会費を払って会員登録をしている為、アマゾンを利用する頻度が高く、購買意欲も高めです。その為、売上にも繋がり安いです。

セール期間中、広告はどうすれば良いのか?

アマゾン担当者や、多くのアマゾンコンサルの方は、
「集客するチャンスなので、広告は思い切り出しましょう!」
と必ず言います。

ただし、これは誰にでも当てはまる訳ではありませんので、注意が必要です。

セール期間中はみんなが同じタイミングで広告に力を入れるので、当然広告の単価は高騰します。本当びっくりするぐらい高騰します。その為、セールで売り上げを作っても、広告費用の方が上回ってしまい、赤字で終ってしまった、、というのはあるあるです。

もともとブランド力のある商品であれば、指名検索も多いので広告費も抑えられると思いますが、多くのメーカーにとっては、セールイベントで広告費用を回収するのは至難の業です。

私のこれまでの経験則から言いますと、
プライム会員限定セールまたは数量限定タイムセールにエントリーさえしていれば、広告は力を入れなくても大丈夫です。

なぜならセール期間中は既にアマゾンがセール特集ページを作って集客までしてくれているからです。その為、我々出品者が広告を打たなくても、集客は既にできているの状態なのです。
また、年に数回のセールイベントなので、お客様もこの日ばかりはじっくりと商品を探し回ってくれるのです。その為、広告を打たなくても自社の商品を見てもらえる機会は十分あります。

セール設定さえしておけば、広告は特に力を入れなくて大丈夫。

広告予算が十分にある大企業や、ブランド力のある商品であれば、広告をやれば良いと思いますが、多くの出品者の場合は、
「セール設定さえしておけば、広告は特に力を入れなくて大丈夫」
というのが私の結論です。
むしろ、セール期間はセッション数(顧客の訪問数)が非常に多く、広告を設定しても一瞬で上限額に達してしまう、ということになると思うので、敢えて広告ゼロにしてしまっても良いと思います

ブラックフライデーの次は、サイバーマンデーがあります。
年末商戦に向けて、うまく戦いましょう。




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