トラックドライバー メリットデメリット

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昨今リストラやコロナなど色んな理由で職を失いドライバーに転職をされる方が増えてきています。そんなこれからドライバーとして就職される方に現役ドライバーから運送会社に就職する為に知っておいた方が良い事を幾つか話します。
最近ではYouTubeでもいろんな方が運送業界に関して動画をupしているのをよく見かけますが、割と良い事ばかり言っていると感じますのであまり宜しくないと思いました。運送業の悪い所を言うと、業界に入ってくる人が減るから叩かれるかもしれませんが、私は今の中小企業の現実を自分が感じたままに書きたいと思います。
人付き合いが苦手で入社後直ぐに高い給料が貰え、自分のライフスタイルに合った時間に働くといった利点がドライバーの魅力ではないでしょうか?
ドライバーの魅力として、入社後直ぐにベテランドライバーと同じ金額の給料が貰える所です。他の職人や営業職の様に積み重ねた経験が給料に反映されるといった事は無く、自分が任された業務をベテランドライバーの様にこなせれば、いいだけなので直ぐに他のドライバーと同じ金額が貰える事になります。それ程にドライバーの仕事は覚える事や経験に左右されない仕事です。
積み込み、荷下ろしが出来て商品の破損や交通事故を起こさなければ、それは十分ベテランドライバーの仲間入りです。
なので、基本的に中小企業は1週間程度の引継ぎで先輩や管理者の横乗りがほとんどで、それ以降は自分一人で業務をする事になります。
覚えが早い方なら、3,4日で独り立ちして問題なければ、使用期間3ヶ月と歌っていても1ヶ月目で正規採用をして貰えます。
働く時間も、食品関係でスーパーやコンビニの商品を運ぶ会社なら365日24時間仕事があるので、自分にあった勤務時間に近づける事が出来ます。
荷物の積み込みや、荷下ろしの時以外は基本誰とも接触しないので人と関わりたくないと思うならドライバーは向いているかもしれません。
ただ、協調性が無さすぎるとコミュニケーションが取れなくてセンターや納品先でクレームになったり、下手すれば出禁と言われる事もありますから注意してください。
ドライバー職をしていてデメリットがあるとすれば、運送会社にもよりますが、食品関係を扱っている運送会社は特に年間休日が少なく、配送運賃が安い傾向です。
365日配送があるコンビニやスーパーの配送をしている会社は特に単価が安く人手不足な会社が多いので、ドライバーに掛かる負担が大きめでギリギリで配車をしている所が多く、連休や代休など決まった休み以外の申請は通りにくい会社が多いと思います。
配送単価が決まっているので、深夜手当や残業手当、休日手当なんかも出ない会社も沢山存在します。
待遇の良いホワイト企業は存在しますが、普段目にする求人には載る事はほぼ皆無です。何故なら、そんな待遇のいいホワイト企業を辞めようと思う人がいないからです。もし、そんな企業に就職出来たなら宝くじが当たったぐらいの奇跡ですね。通常ネットや求人誌などで募集をしている企業は、グレーもしくはブラックな会社だと考えておいた方が無難です。
特にいつ見ても求人広告が出ている会社は、常に人の出入りが激しく人材不足だからです。そういう会社の求人には好待遇や社員同士が仲がいいなど良い事ばかり書いていますので、避けておいた方が無難です。
福利厚生がしっかりしているとか書いている会社も論外です。今時福利厚生が出来ていない会社の方が少ないからです。

他にも色々とありますが、これからドライバーとして頑張っていくのに参考になれば幸いです。

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