「わからない」をわかろうとする努力

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HSPさんは人の気持ちに敏感
とよく言われますが、私は、これにはちょっと語弊があると思っています。

この人はこう考えてる「気がする」
この人はこう考えてる「だろう」
この人はこう考えてる「に違いない」

「この人」に自分のフィルターをかけて見てる訳です。

が、そもそも人の気持ちなんて、その相手になってみない限り分かり得ないと思いませんか?
どれだけ寄り添っても結局は憶測にすぎず、本当の本当は本人にしかわかりません。

こんなこと言うとすごく冷たい人と思われるかもですが、
私はこの考え方のおかげですごく救われました。

なぜなら、
自分のせいで怒らせてる気がする
自分の言葉で嫌な思いにさせてるんじゃないか?
自分のいないところで陰口を言ってるに違いない
など、マイナスに考えるクセがあったからです。

もしかしたら
コンビニの店員さんの態度が悪くてイラッとしてたのかもしれないし、
今日は具合が悪くて笑顔が作れないのかもしれないし、
自分と関係ない話をしてるかもしれないし、
不安になって相手に「私のせいで怒ってる?」と聞いても
「そんなことないよ」とは口で言っても本当は私のせいで怒ってるかもしれないのに、です。

本当のことなんて永遠にわからないんです。

私はこの考えのおかげで、
考えてもわからないことにメンタル削がれるより
自分や自分の大切な人のことを考える幸せな時間を増やした方が人生ハッピーだな、と思えるようになりました。

HSPさんとか気にしいな人って(自分も含め)、
永遠にわからないことに気持ちを割いて勝手に消耗している気がします(←これもフィルターか笑)。

でも、どうせわからないからわかる努力を怠る、てのはまた違う話です。
完全にわからないかもしれないけど、人の気持ちって「伝わる」んですよ。

表情とか声色とかで読み取ることもできるし、
「オーラ」と言われるように、言葉にならない雰囲気で伝わるものも確かにあります。

「どうせわからない」から雑に扱えば、何故かそれは伝わってしまいますし、
逆に、例えうまく伝えられないとしても一生懸命な気持ちって、何故かちゃんと伝わるんですよ。

矛盾しているようですが、そうなんです笑。

だから、
あの人はこう言ってて私にはどうにもわからないけど、もしかしてこういう気持ちなのかも??
などと、自分の経験と照らし合わせて気持ちを押しはかると、寄り添っていることもちゃんと相手にも伝わります。

どうせなら、ネガティブフィルターを通して自分を悪者にするのではなくて、
寄り添いフィルターを通して相手の気持ちを推しはかれるようになりたいですね!
私もまだまだ修行中だけどね!

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