立民泉健太代表の呆れた会見、それはそうと原発事故発生当時は政権についてましたよね
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You Tubeのある番組で、立憲民主党の泉健太代表の記者会見の録画を見ました。
もう呆れたというしかない。
なんというか、他人に厳しく、自分には甘い、政府の揚げ足取りと足を引っ張るしか能がない立民の面目躍如でした。
少し説明します。
泉代表は、東京電力福島第1原発の処理水について野村哲郎農林水産相が「汚染水」と発言したことについて、「大事な局面に緊張感を持ってことに当たっているふうには見えない」「気の抜けた対応」などと批判しました。
しかし、「汚染水」という言葉は、立憲の石垣のりこ議員も繰り返し使用しています。
その上、彼女の場合は言い間違いではなく、まるで意地になっているかのような、意図的な発言なのです。
しかも、石垣議員は、福島県いわき市で行われた集会で「今日は党を代表してこちらに伺わせていただきました」と自己紹介した上で、党の見解とは異なる「汚染水」という言葉を繰り返しながら海洋放出を批判しています。
「党を代表して」の発言ですよ。
しかし、泉代表は、この造反とも取れる言動に対する見解を求められ、「どこでどういう場でどんな文脈で使ったのかは、つぶさに私は分からない」と回答。
本当にわからないとしたら、代表失格ですが、まあわからないはずがない。
そして、「党としては、これは間違いなく、今放出しているものは、アルプスの処理を終えた『処理水』だと考えているので、それをより徹底していきたい。
言葉の使い方について、やはり正しい使い方をしていくということが繰り返し求められると思う。『汚染水』という言葉が確かに全部なくなったわけではないが、処理の前の『汚染水』と処理をした後の『処理水』というのは分けて使うというのが、当然のことだと考える」と発言しました。
その後も石垣議員の「汚染水」発言について質問を受けると一切答えず、上記の「党としては・・・」以下の文言を繰り返すのみ。
ちょっと信じられないでしょう。
質問にまともに答えないで、ずれたことばかりを繰り返すなんてことがどうして許されるのでしょう。
また、記者たちもなぜこれを放置しているのか。
もっと徹底的に責めればいいのに、それ以上突っ込む記者はいませんでした。
要するに政治家と記者はこうした「なあなあ」の関係にあるということなのでしょう。
しかし、記者はどうか知りませんが、私は、泉代表は国民を馬鹿にしていると思います。
あんな返答でお茶を濁せると思っているなら大間違いでしょう。
ついでにいっておくと、今回の処理水放出について、立民の枝野幸男前代表も「処理水を海に流す話がいきなり落ちてくるようなスタートから間違っていて、プロセスに深刻な問題があった。もうちょっと納得感を得られるようなやり方はいくらでもあった」と政府の対応が不十分だと批判しています。
しかし、福島第一原発事故当時、枝野氏は官房長官であり、その時の初動の迷走がその後のさまざまな問題に繋がったとされていますが、その点についてはどう思っているのでしょう。
また、「もうちょっと納得感を得られるようなやり方はいくらでもあった・・・」とのことですが、具体的にはどのようなやり方があったか説明して欲しいものです。
ことほど左様に立民にはすべて他人事なんですね。
そして、泉代表の統率力は無に等しい。
石垣議員の例を見ても、一応「注意」したらしいのですが、彼女の言動は一切変わっていません。
統率力のなさは「『党を代表して』と、そういう立場で出て行ったとしたら、それは党の見解を述べてもらわないといけない」と一丁前の発言をした岡田克也幹事長も同じですが。
もう、立民は恥を重ねるだけですから、一刻も早く解党し、現在の党所属議員は辞職すべきでしょう。
誰からも期待されていないのですから。
では