韓国出身のアーティストDJ SODAさんが大阪で行われた音楽イベントで“性被害”を受けたと訴え、話題になっています。
彼女は「数人が突然、私の胸を触ってきた」とし、さらにDJとして活動をする10年間で、公演中にこのような被害を受けたのは初めてと述べています。
これに対して、SNSでは次のような意見が見られました。
「ぶっちゃけ、そんな格好しているからでは?」
「とりあえず、服装から変えてみたら?」
「危機感がなさすぎてアウト」
当然ながら、これらの彼女に対する批判は的外れです。
被害者が悪いなんてことは絶対にありません。
ただ彼女の主張にはいくつかの疑問点があります。
彼女はこうしたイベントを世界各国で行っているが、このような被害にあったのは初めてとしています。
しかし、外国の大スターがファンに囲まれて身体中触りまくられている映像をよく見ますが、彼女は本当に過去にそんなことが1回もなかったのでしょうか(証拠映像のようなものが流されています)。
それから、男性だけでなく女性の客からも胸をつかまれたそうですが、だとするとこれを性加害といえるのでしょうか。
最近はLGBTQの意識が向上してきましたから、ひょっとしたら女性でも性的目的があって触ったと主張する人もいるのかも知れませんが、単純に自分の好きなタレントに触れたいという願望だったとも考えられます。
実はこれは男性ファンにもいえることで、必ずしも性的な目的だけではなかったのではないでしょうか。
そういえば、犯人を特定し、警察に逮捕させるとの噂もありますが、女性も捕まえるのでしょうか。
その場合、どのような罪になるのでしょう。
上に書いたようにLGBTQの意識が向上していますから、女性による女性への性加害になるのかなあ。
ところで、日本で、特に電車内などで痴漢行為が行われていることは否定できない事実です。
しかし、自分の好きなタレントに触れたいという願いからの行動(あと、熱気に当てられてノリで触ったことも考えられます)と電車内の痴漢行為は本質的に違うと思うのですが。
最後に書いておくと、「もう舞台の下や前の方に行ってファンの皆さんに近寄りがたいと思っています...」とのことですが、それが正解ですね。
ファンに不用意に近寄ってはいけません。
アメリカの大スターなんかはガードマンがいてファンの接近を見張っていることが多いですよね。
日本でもいわゆるアイドルがファンとの交流をしていますが、セキュリティは万全なんでしょうか。
DJ SODAさんのような目に会うことはないのかなあ。
男性アイドルも女性ファンから身体中(ときには股間も)を触られることは日常茶飯事だと聞きますが、彼らは苦情をいいませんね。
ファンサービスと割り切っているのかなあ。
別にDJ SODAさんにもファンサービスだから我慢しろなんていうつもりはありません。
ただ、今回は触られただけですが(それでもかなりの被害ではあるでしょうが)、ひょっとしたら頭のネジの外れたファンにもっと酷いことをされる可能性もあることを考えて(実際に過去に起きています)、今後はよりセキュリティに配慮したほうがいいと思います。
では