マクドナルドを巡るフェイクニュースについて

記事
コラム
最近、チョーさん@人生健康サロンなるアカウントにおいて以下のツィートが発信されました

「マ〇ドナルドなどで使われている油は、国によって機械油としてしか使えない。けど、日本はバカだから使用許可が下りているんだよ」と吉野先生がおっしゃっていました。極端な話ですが、ガソリンを飲んだら病気になったり体調を崩したりすると思いませんか?

ううむ、これは完全にアウトですね。

まずガソリンを調理に使用することはまったく不可能です。

簡単に引火するので大事故を引き起こす可能性が高いし、価格的にも食用油よりも遥かに高い。

大体、マクドナルドは食用油の品質管理や交換頻度などに厳しい基準を設けており、機械油としてしか使えない油を使用することはありえないのです。

マクドナルド自体も法的措置を匂わせています。

「マ〇ドナルド」と書いたから大丈夫だと思ったのかもしれませんが、誰が読んでもどの企業を指しているかわかりますから、恐らく逃げられないんじゃないかな。

それはそうとマクドナルドには昔からいろいろな噂が流されています。

有名なところでは「マクドナルドはハンバーガーの肉に食用ミミズを使っている」というのがあります。

私も昔、あるスナックで一人の客が嬉しそうに話しているのを聞いたことがあります。

しかし、実際には食用ミミズ肉はかなり高価なんですね。

なんでもミミズ肉は牛肉の5倍のコストが掛かり、使用すればそれだけで600円から700円ほどになるそうです。

さらに、ミミズの肉を調理するためには砂袋を取り去るなどの細かい下ごしらえが必要になり、製造費用が高くなります。

その上、90年代に実際にある雑誌の企画で作成された結果、「とにかく不味い」との問題が指摘されています。

まあ本気で取り上げるような噂ではないような気もしますが、マクドナルドにとっては冗談ごとではなかったのでしょう。

反論として、ジャーナリストに働きかけたり、食品の安全性を保証する農家の手紙を店舗に張り出したり、マクドナルドのパティが牛肉100パーセントであることをテレビ広告でアピールするなどの対策を行っています。

マクドナルドに限らず、大躍進を遂げた食品メーカーには同様の噂が流されます。

たとえば「餃子の王将」も、これも実際に聞いたのですが、羊の肉や、酷いのはネズミの肉を使っているなんて噂が流布していました。

かなり昔のことですが。

これらの悪意のある噂はほとんどが自然発生的というか、発生源を確認の使用がないのですが、上記の「チョーさん」なる人のケースはごまかしようがないでしょう。

今後は同様のフェイクニュースを流そうとする人たちは注意しないといけないでしょうね。

簡単に発生源として特定されますから。

最後に書いておくと、「ミミズ肉」の噂は、機械から出てくる挽肉が「ミミズ」とよばれていたことから発生したとの説があります。

たしかに見た目は良く似ていますね。

では

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す