議員の研修旅行の実態

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コラム
自民党の女性局メンバーのフランス研修旅行を巡る騒ぎがなかなか鎮静化しません。

少し前にも光文社「FLASH」が同研修旅行の日程表を公開しました。

添付しておきます。



いかがでしょう。

ネットではいろいろと批判しています。

・ フランス研修といいつつ実際は3泊5日の観光買物旅行
・ 3泊5日でトータルの研修時間はわずか5-6時間
・そのうちフランス政府関係者と過ごした時間は4時間のみ
等々

私はかなり昔にパリで通訳を生業としていましたから、この種の「研修旅行」にはかなりの回数、同行したことがあります。

その経験からいうと、このスケジュールは特に不真面目とはいえないと思います。

 3泊5日で研修時間が5~6時間なんて立派なものです。

嘘だと思うのなら、過去の議員の研修旅行の報告書を確認してください。

というか、こういった研修旅行は大体、内容が同じなんです。

研修なんて名ばかりで、実態は報奨・慰労的な意味あいが強い。

なので観光、買い物が中心で当たり前。

ただし、名目としては研修ということにしておかないといろいろまずいんでしょうね。

なので研修をちょっぴり。

それで、一応、帰ってから報告書のようなものの提出を要求されるようです。

一度そうした報告書をまとめたものを読ませてもらったことがあるんですが、内容がみんな似たりよったり、何かお手本があってそれを真似ていることが丸わかりでした。

まったく同じ内容のものも(言葉づかいを含めて)幾つかありましたから、完全コピーでお茶を濁している猛者も結構いたんでしょう。

それで今回の自民党の女性局メンバーの研修旅行の成果を見せろとの声もあるようですが、報告書を提出させても無駄でしょうね。

秘書やアルバイトの学生に書かせたり、ひょっとするとChat GPTの手を借りるだけです。

反対にまだ報告書みたいなものが何も公開されていないのが不思議なくらいです。

今回のパリ研修旅行を批判する人たちは、上に書いたように過去の議員の研修旅行を全部、確認すべきでしょう。

勿論、自民党に限らず、野党のも。

人数が多いものは間違いなく報奨・慰労のための「研修旅行」であることがわかるはずです。

では

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