立民が落ち目なのは有権者とメディアのせい!

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7月30日に仙台市議選が行われました。

これに「新勢力」として挑んだ日本維新の会は、立候補した5人全員が当選し、参政党も宮城野区で1議席を獲得。

自民党は改選前から3議席減らし、18議席に。22人を公認しましたが、現職3人と新顔1人が落選、また、推薦した新顔2人も及ばなかったとのことです。

立憲民主党も1減の11議席となりました。14人を立てましたが、前回選でトップ当選した青葉区の現職が次点となり、現新3人が議席に手が届きませんでした。

こうした結果を前に、立憲民主党の岡田克也幹事長は定例記者会見で、維新の政策を報道が適切に伝えていないことから、有権者が雰囲気で投票したとの見解を述べました。

「政治は雰囲気です。有権者は雰囲気で投票します。政治家がどういう政策を掲げているか、どういう理念を持っているか、それはあまり関係ありません。大事なのは、政治家がどんなイメージを持たせるか、どんな印象を与えるかです」

まさに有権者を馬鹿にした発言ですね。

自分たちの体たらくを棚に上げて、有権者が悪いと言い開き。

見事なものです。

しかし、有権者が政策や理念に基づいて投票していないといっても、まともな有権者なら立民に投票するわけがないでしょう。

また、岡田氏は維新の政策を報道が適切に伝えていないとしていますが、何をもって「適切に伝えていない」と言っているのでしょうか。

維新の政策は、公式サイトやSNSで詳細に公開されており、誰でも自由に閲覧できます。また、維新の政策は、他の政党と比べても斬新で具体的であり、多くのメディアが注目して取り上げています。岡田氏が不満に思っているのは、報道の内容ではなく、報道の量や質なのではないでしょうか。

しかし、報道の量や質は、メディアの編集方針や読者・視聴者の関心によって決まるものであり、政党が干渉するべきではありません。メディアは、政治的な中立性や公正性を保つために、様々な政党や政策を平等に扱う必要があります。

もし、岡田氏が維新の政策をもっと多く紹介してほしいというなら、それはメディアに対する圧力と受け取られかねません。また、岡田氏が維新の政策をもっと肯定的に評価してほしいというなら、それはメディアに対する検閲と受け取られかねません。

私は、岡田氏の発言は、メディアの自由や民主主義の原則に反するものだと思います。維新の政策が良いも悪いも、それは国民が判断することであり、メディアが判断することではありません。岡田氏は、メディアに対する不満を表明するよりも、国民に対する説得力を高める努力をすべきだと思います。

有権者が政策や理念よりも雰囲気やイメージで投票する傾向が強いことは否定できないかもしれませんが、それは有権者が無知や無関心だからではなく、政治に対する信頼や期待が低下しているからでしょう。

結局のところ、岡田氏の発言は、立民が凋落の一途を辿る一方で、躍進する維新を見て、嫉妬のあまり口をついて出たものなのでしょうが、みっともないの一言ですね。

これでは、最近の自民党はマイナンバーカード問題、洋上風力発電巨額ワイロ疑惑、一部の女性議員らによる「お気楽フランス研修旅行」と失点続きで、内閣支持率も大幅に低下しているようですが、次の選挙で立民が大躍進することだけはないと思われます。

では

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