両親が日本人で、自身も日本で生まれ育てば日本人なのか?
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最近、入管法改正が話題となり、日本の入管制度が何かと目の仇にされているような感じがします。
そんな中、毎日新聞が発表した「日本人なのに不法滞在と宣告されました」-国籍法に疑問を投げかける教授の闘いとのタイトルの記事がネットで話題になっています。
記事全体は有料ですので、一部のみ以下にご紹介しましょう。
要するに、ある大学教授(50代女性)が、いきなり国から不法滞在と宣告されたんですね。
彼女の両親は日本人で、自身も日本で生まれています。
しかし、日本のパスポートも発給されず、今も海外に出られない状態が続いている。
その原因は「時代遅れ」とも言われる国籍法の規定でした。
教授は国を相手取って起こした訴訟を起こすことを決意。
記録によると、教授は東京都生まれで、1999年の米国留学後、カナダ国籍の男性と知り合って結婚。
カナダ国籍を取得したのは2007年です。カナダ政府から研究費の助成を受けるために必要でした。留学以降ずっと日本を離れ、北米での生活は20年近くに及びます。
教授は、日本に帰国後、大学で教鞭を執っていましたが、2023年5月に、法務省から不法滞在者として指摘されました。教授は家族の介護のために日本へ戻ってきたにも関わらず、不法滞在のような扱いを受けるのは理不尽だと考え、裁判を起こしたというわけです。
訴訟は、現在も係争中です。教授は、国籍法の改正を求めて、日本人の権利を守るために闘っています。
・以下に私の意見を書きます。
教授は、両親が日本人で、自身も日本で生まれ育った生粋の日本人であると主張していますが、これは間違いです。
心情的にはそうなのかもしれませんが、法律的には教授は外国人(カナダ人)であり、そのように扱われるのが当たり前なのです。
これは恐らくどこの国でも同じでしょう。
教授はカナダ政府から研究費の助成を受けるために必要だからと、日本国籍を棄て、カナダ国籍を取得しています。
しかし、やはり自分の都合で帰国し、滞在しなければならなくなったら、両親が日本人で日本で生まれ育ったんだから、日本人として扱えと要求。
上に書いたように教授は日本人じゃありません。
私にいわせれば単なるわがままで、自分の思い通りにならないからゴネているだけ。
大体、日本国籍を取り戻せばいいだけのことじゃないですか。
書いてないですがカナダ国籍も手放したくない理由があるんでしょうね。
本当に自分勝手の極みです。
最近、入管法絡みで不法滞在外国人をまるで被害者のように吹聴する意見が一部に見られますが、そんなに日本の国の制度が気に入らないのでしょうか。
それなら他の国に行けばいいのに。
では