本当は若者の運転のほうが危険なのに

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最近、高齢者による交通事故がよく報道されますね。

そして、高齢者の運転は危険だ、免許証を取り上げろなんて意見を聞きます。

しかし、警察庁が発表した年代別の交通事故発生率を見ると、免許所有者10万人当たりの交通事故件数は、16~19歳が最も多く1043.6件となっています。

これに対して、20~24歳の事故件数は605.7件、85歳以上の事故件数は524.4件なのです。

つまり、16~19歳は85歳以上の高齢者の約2倍も事故を起こしてるんですね。

これは公式のデータですから、マスコミが知らないわけはないんですが、それでも高齢者ばかりを悪者にしようとする報道が蔓延しています。

なぜこんなことになるかといえば、まず官僚が天下り先を確保しようとしていることがあります。

一定の年齢に達すると再度免許試験を受けなければならないといった法律を通すための地ならしとというか。

免許再試験制度が導入されればこれを担当する役所が必要になるというわけです。

もう一つは、自動車メーカーへの忖度です。

20歳未満には免許を与えないなんてことになると車が売れなくなりますからね。

その点、高齢者の運転は危険との理由の下に、免許返納しない場合の自動ブレーキ付き自動車への買い換えを義務化すれば車の販売台数が一気に増えます。

自動車メーカーがテレビ、新聞、雑誌の大広告主であることを考えればこれは当然のことでしょう。

かくして、高齢者による交通事故の報道は今後も止むことはないというわけです。

これもオールドメディアによる視聴者の意識操作の例の一つですから、覚えておいてください。

では


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