「ながらスマホ」は危険だ

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昨日の記事に続いています。

私は普段あまり電車に乗らないのですが、たまに乗るといつも気になることがあります。

乗っている人たちがみんなスマホを眺めているんですね。

座っている人だけではなく、立っている人も吊り革も握らず、スマホを注視。

しかし、これは危険でしょう。

電車は急停止したり、大きく揺れることもありますから、転倒の可能性があります。

昨日取り上げた「ながら食べ」もそうですが、なんというかスマホ依存症の人が増えているように思います(結構前からかも知れませんが)。

もちろん、行政もこうしたスマホを見ながらの危険な行為に対して、さまざまな対策を取っています。

たとえば「ながら運転」。

私なんかには信じられないのですが、世の中には車を「ながら運転」する人が少なくないようです。

しかし、交通事故のうち、「ながら運転」の場合とそうでない場合を比較すると、死亡事故の割合が約2.1倍も高いのです。

そのためか「携帯電話使用等(保持)違反」に関する法律が厳罰化されています。

また、スマホを見ながらの自転車運転にも実は罰則があります。

自転車の「ながら運転」も多いですからねえ。

いうまでもなく、自転車運転中の「ながらスマホ」は、片手運転となり不安定で危険な状態になるだけでなく、周りの危険に気付かず、歩行者や他の車両に衝突するなど、重大な事故につながる可能性がある極めて危険な行為です。

これに鑑みて、自転車の「ながら運転」は、道路交通法で禁止されており、違反した場合は5万円以下の罰金が科されます。

さらに、事故を起こした場合には重過失死傷罪に問われたり、被害者から損害賠償を求められる可能性もあります。

ただし、自転車については、取り締まりは厳しくないので、見逃されることが多いようです。

とまあ、自動車や自転車の「ながら運転」にはある程度対策が取られているんですが、「ながら歩行」(歩きスマホ)は、野放し状態であるといってもいいでしょう。

これも私には信じられないんですが、スマホを見たまま道路を歩く人がいるんですね。

中には混雑している横断歩道で人にぶつかっているのに平気でスマホを見るのを止めない人がいます。

さらには障害物が多く、どう考えても危険が一杯の駅のホームでも歩きスマホをする。

まあ、電車の中で見ていために中断するのが嫌なのでしょうが。

しかし、 「歩きスマホ」をしていて駅のホームから転落したり、電車に接触したりなんて事故が実際に起きています。

とはいえ、法律ではスマホ等の画面を注視しながら歩行することは禁止していますが、単に通話や操作をしながらの歩行は禁止していません。

さらにこの法律に違反したところで 罰則規定はないのです。

私なんかにこうした傾向を抑える妙案は浮かびませんが、できればテレビ等を通じて、罰則云々ではなく、マナー上の常識として、国民に周知されるようにしたらどうでしょう。

また、学校なんかでも生徒たちに映像付きで「ながらスマホ」の危険性を教えればいい。

そうすれば昨日書いた「ながら食べ」も減るかも知れません。

では

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