上から目線のおためごかしで嫌われる年寄りたち
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あるテレビ番組で以下の投稿が紹介されました。
「某飲食店で、お持ち帰りのお弁当を注文したところ、若い店員がおしゃべりに夢中で対応が悪く、注文したのと違うモノが出てきた。
妙な責任感を持った。若い店員のためにも注意すべきではないか。
こういった場合は、指摘してあげることも人材育成の一環と奉仕しますか?」
若干文章がおかしいですが、いいたいことはわかります。
これに対して、女性コメンテーター(30代前半)は「(注意は)全くしないですよ。これを言っている人の意味が全くわからない。
『大人として』って厚かましすぎない? どんな高尚なつもりなん。わけが分からないですね。
店員に腹が立って注意したとしても、自分が雇っているわけじゃないし、どうしても言いたいことがあったら雇用主に言うべき。
『嫌な思いをしましたよ』は別に言ってもいいけど、『君のためを思ってこうすべきだ』とか、『注意したほうが大人としてどうか』とかどんなもんやねん、自分」と厳しく批判しました。
たしかにこんな年寄りがよくいます(投稿者の年齢は知りませんが)。
この投稿者のようにメッチャ上から目線の老人が。
たとえば、ある妊婦はこんな投稿をしています。
「スーパーの優先駐車場に車を止めたら、高齢者に詰め寄られました。
妊婦であることなど理由を説明しましたが、『妊婦が利用するな』と言われ、杖で何度も叩かれました」
これはひどい。
この年寄りは、相手の言い分をまったく聞く気がなく、自分が間違っているのに謝ろうとしない。
一度言い出したことはてこでも引っ込めないんですね。
その上、杖で叩くなんてことまでしています。
明らかに犯罪ですが、当該女性は被害届を出さなかったようです。
さらに、私の昔の記事(「説教好きは自分に甘い 」)で取り上げた初老の男性の話も思い出されます。
この男性は、アルコール検査が陽性になり、警官から調書を取られているときに、自分よりも若い警官に説教を始めたんです。
「人生の先輩として言うが、もっと年寄りを大切にしなさい云々」
自分が酒酔い運転をしたことを棚に上げ、人生の先輩面して、偉そうに説教。
君のためを思ってとかなんとか、まさに「おためごかし」でしょう。
本当にこんなんだから、年寄りは嫌われるンでしょう。
こういう年寄りは自分の意見だけが正しいと考えて、それを他人、特に若い人たちに押しつけようとします。
しかも、我慢ができないので、すぐにキレて、ひどい場合は暴力を振るうことまである。
会社だったら部下や後輩に偉そうな顔ができます。
それに人間関係がありますから、一応、顔は立ててもらえますよね。
仕事の実績もあるでしょう。
しかし、定年退職してしまえば、誰も自分の話なんて聞いてくれなくなります。
敬意も払ってもらえない。
それで不満がたまって、こういう口うるさい老人になってしまうのでしょう。
私も歳と共に昔からの偏屈に磨きがかかって、ものすごく嫌なジジイになっている自信がありますが、外出することがほとんどないので、皆さんに迷惑をかける機会がなかなかありません。
幸か不幸か。
では