今日は、荒みきった私の心に旱天の慈雨のように染み渡った話を取り上げたいと思います。
You Tubeの「ゆっくり2ch」の「愛すべきファミリー」という番組で紹介されていました。
以下引用
「被災地での出来事 ある中学生の行動に全おとなが泣いた」(タイトル)
「ついさっきの話、長文すまん。
当方宮城県民。
朝からスーパー並んでたんだが、私の前に母親と泣きべそかいた子供がいたんだ。
子供は大事そうに壊れたDS(画面の亀裂はもちろん色々飛び出してる)を持っていて、時折ボタンを押しては反応が無いことに落胆している様子。
母親との会話を聞くと、どうやらそのDSはサンタさんから貰ったらしい。
子供がすんごい悲しそうでさ、ゲームができないことよりサンタが怒ってないか気にしてた。
周りも私も何とも言えない気持ちになってたら、1人の中学生くらいの男の子が子供に近づいてった。
で、自分のDS渡したんだよその子。
しかも『サンタさんから頼まれた』とか言って壊れたDSと自分の交換してた。
子供大喜び。
母親は涙ぐみながら頭下げてた。
凄い嘘臭いけど本当の話。
電気ないし水ないし寒いし食料も充分じゃない。
けどだいぶ気持ちが明るくなったよ。
余談だが、この現場を見ていたらしいおばちゃん達、その中学生に自分達が買った食料分けてた。
私は彼にパワーを貰ったので、これを見たあなた達にもお裾分けしたい。
頑張ろうね」
どうですか、良い話でしょう。
人間って悪くないなあと思いますね。
これには沢山の感動したとのコメントが寄せられていました。
本当に、この中学生は若いのに人間ができています。
とくに「サンタさんから頼まれた」とか言って壊れたDSと自分の交換したのはちょっと信じられないくらいの思いやりですね。
自らも困窮し、余裕がない状況の中で、子供のことを考えてあげることができたのは本当に素晴らしいと思います。
前からいっているように人の真価は困ったときに表れます。
普段いくら偉そうなことをいっていても、こういうときに自分のことしか考えられない行動を取る人間は結局のところそういう人なのです。
残念ながらそれが多数派でしょうが。
偉そうなことはいえません、恐らく私も多数派でしょう。
幸いにして、そんな状況に陥ったことはありませんが。
それはいいとして、彼のような人間をもっと育てるべきだと考える人も多いと思います。
しかし、彼のような人間を教育で生み出すことはできないでしょう。
残念ながら教育にそんな力はありません。
彼の性格は生まれつきのもので、教育でどうこうできるわけではないのです。
今後も彼のような人間は例外であり続けるということですね。
水を差すようなことをいって申し訳ありません。
では