セクハラと人間関係

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セクハラについての議論が相変わらず盛んです。

多分、これだけ言っても、なかなかなくならないからでしょう。

私も当然ながら、セクハラには反対です。

ただ、どうも納得できないこともあります。

たとえば、女性は「綺麗ですね」と言われてもセクハラと感じるんだそうです。

それが嫌いな人からだと。

そして、好きな人からだと嬉しい。

そんないい加減な基準でセクハラが判断されるとすれば、男性はたまったものではありません。

それに昔は好きだったけど、後で嫌いになったとしたら、同じ行為でもセクハラになるのでしょうか。

さらに過去に許したはずのことまで、遡って責められる可能性もあります。

たとえば、肩をちょっと触っただけでもセクハラだとのことです。

これに関して、ある有名な女性評論家は、昔はこうした行為が横行していたが、今はアメリカナイズされて少なくなったと述べていました。

そうかなあ。

アメリカに行ったことはありませんが、少なくともドラマや映画を見る限り、日本よりもずっとスキンシップが盛んだと思います。

よくハグをしていますよね。

ハグは精神的に非常に良いんですが、日本ではほとんど見ない。

いずれにしても、日本の男性は、セクハラ扱いされることへの恐怖から、萎縮しているように見えます。

これは却って人間関係によくないのではないでしょうか。

どこかで上手く折り合いがつけられれば良いのですが。

上に書いたハグは非常に精神的に良いについて少し補足します。

ハグに限らず肉体的接触は人の心を癒すんですね。

最近では認知症の人に頻繁に肉体的に接触すると症状が軽くなるといったことも報告されています。

また、夫婦の間でも別にセックスまで行かなくても、手を握るとか、マッサージするといったことでかなり仲が良くなります。

日本では照れくさいのか、ある程度以上の年齢の男女はこうした接触をしませんが、できればしたほうがいいですね。

ところで、セクハラの問題に戻りますが、最近では女性からの男性へのセクハラが増えているそうです。

これは多分、かなり積極的なものだと思いますが、私に言わせれば、女性のいわゆるローライズのジーンズや肉体をさらけ出すような格好もセクハラになるんじゃないかな。

あんたなんかに見せるためじゃないよ、といった反論があるでしょうが、それなら、電車でヌード写真を見ることも同じで、嫌でも周りから見えるから問題なのです。

要するに周りになるべく不快な思いをさせないということですから、そこには男女の違いはないでしょう。

今、思い出しましたが、首筋ちかくで息をするだけでもセクハラだとの話も聞いたことがあります。

息もしてはいけなんてことになると、もう満員電車には乗れないんじゃないでしょうか。

では。



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