【愛され食材】バズうまブログ:そば

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まいど~、アートディレクターのIKAです♪
最近、仕事中にFMラジオを聴いているのですが、気になったことがあります。

それは、「懐かしい曲」(懐メロまではいかない)が選曲されていることです。90年代の楽曲が放送されると「懐かしい!」となります。以前は、とんがった曲しか放送されないFM局だったのに…。

これは、「流行曲の発信」が「ラジオ」や「テレビ」でなくなったからだと感じました。90年代までは、明らかに前者の2大媒体から流行は発信されていました。しかし、現在は「サブスク」が浸透し、「ネット」が「最大の媒体」になったからです。個人でも楽曲をアップして、販売や流通もできます。SNSを活用すれば「プロモーション」まで個人できてしまう。音楽業界の時代の変化はすごいですね。仕方のないことですが、私の仕事でも同様に実感しています。
以前、デザインの仕事と言えば「紙媒体」でした。しかし、現在は「web・ネット」です。「紙媒体」しか扱えない「グラフィックデザイナー」は、仕事が減少しています。逆に「webデザイナー」という肩書が増加しています。こうして時代は変化してゆくんだなぁ~と実感しています。

時代が変化しても「変わらない食材」って何だろう?すぐに思いついたのは「そば」でした。みなさんは「そば」を「和食」だと思っていませんか?日本でだけ食べられていると思っていませんか?
答えは「No!」です!
「そば」は世界中で「愛されている食材」なのです!

日本の「そば」について

最初は日本の「そば」について書いておきます。
「そば(蕎麦)」はタデ科の一年草です。世界で栽培されており、アジア内陸部、ヨーロッパ各地、南ヨーロッパの山岳地帯、南北アメリカなど等でも盛んに栽培されています。

原産地は、中国の西南部「雲南省」だと言われています。

稲作と同様に、中国から日本へ伝わったと考えられます。日本への伝来はかなり古く、縄文時代には栽培されていたことが判明しているのです!

中国の「そば」について

「そば」発祥の国、中国では様々な調理法で食べています。
麺や餃子やワンタン、まんじゅう(万頭・包)の皮などに用いられています。

また、秦の始皇帝で有名な四川省の成都では、小麦ではなく「そば」を用いた料理もあります。製法が独特で、蕎麦粉を手打ちし、伝統的な木製の製麺機でしぼり出すようして切ります。一般的には、熱した激辛ラー油をたっぷりかけて食べます。日本の「まぜめん」や「油そば」に近い感覚です。また、あっさりとしたスープで食べることもあります。

「そば」の食べ方のバリエーションの多さからも、中国人の「食に対するこだわり」を感じるのでした。

世界の「そば」について

<ロシア>
意外かもしれませんが、ロシアは「そば」の生産量世界一なのです!「そば」は寒冷な気候や、痩せた土地でもよく生育するので、ロシアやウクライナなどで古くから栽培されているのです。

<フランス>
フランスで「そば」と言えば、すぐに思いつくのが「そば粉のクレープ」でした。フランスにいくと、パリでも地方都市でも「クレープ店」が乱立していることに気づきます。それくらいフランス人にとってクレープは「愛されフード」なのです。フランス北西部のブルターニュ地方で栽培がはじまりまったと言われています。ロシア同様、農作業を行うには貧しすぎる土壌であったこの地で、栽培可能だったのが「ライ麦」と「サラザン」という「そば」の原種だったのです。

現在では、「小麦」を使用したものを「クレープ」。「そば粉」を使用したものを「ガレット」と呼びます。

あっ!
このネタで、もう一つくらいブログが書けたなぁ~と気づきました…。

<イタリア>
イタリアの「そば」の歴史は古く、紀元前12世紀まで遡ります。以前は「小麦粉」以上に「そば粉」は食べられていました。しかし、時代は流れ小麦粉が流通し、そば粉の消費量は減ってゆきました。

しかし、現在でも「じゃがいものニョッキ」に「そば粉」を加えたり、パンに入れたりして食べられています。

イタリア人もフランス人も、中国人同様に「食に対して貪欲」ですね♪

最後に「そば」を茹でたときに残る「そば湯」は必ず飲んでください!「そば湯」は、記憶力の増進効果があります。私は、出汁を入れてそばの出汁にしたり、取り置きしておいて味噌汁にしたりしています。朝食に「そば」を食べれば、脳が活性化し、午前中の仕事が捗るかもしれません。



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