願っていた未来

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こんなはずじゃなかった。

あの時こうしていれば。

手を伸ばせば届きそうだった。

そう考えれば、考えるほど。
ぐるぐると暗闇に落ちていく。

自分は間違っていない。
そう肯定したい自分と、責める自分。

お互いが同居する頭の中。

後悔しても取り戻せないのは分かっている。
それでも、見せつけられるとつい考えてしまう。

なんで自分ばかり。
なんであの人は大して苦労もしてないのに。

そんなこと考えたくもないのに。




そうだね。
そんなこと考えていたくないよね。

確かに。
あなたが望んだ未来じゃないのかもしれないね。

つい比べてしまう。
つい見せつけられているような気がしてしまうね。

本当は全部わかっているのに。

そんなに責めないでいいんよ。

あなたは、あんなに頑張ったじゃないか。
あの時、本当によく頑張ったよ。

後になってから、こうしろ。
離れた所から、そんなことしたあなたがダメだ。
そんな人達に何が分かるんだろうね。

我慢に我慢を重ねて。
苦しみにも耐えて。

過去のあなたなりに頑張って来てくれた。
だから、現在のあなたに会えたよね。

一緒に、褒めてあげよう。
一緒に、お礼を言わなきゃね。

ありがとう。
よく頑張ったね。

もう責めないであげようね。
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