【YouTuber&デザイナー必見】デザインって飾り付け?

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デザイン・イラスト
みなさんこんにちは!長崎のクリエイター ウズラです。

実は以前noteに記事を投稿していた時期がありました。
今は特に更新も行っておらずもったいないので、noteの記事をココナラブログに移動したいと思います。
※カバー写真のウズラが少し見切れているのは、サイトによる推奨画像比率の違いなのでお許しください(笑)

早速ですが、今回は「デザインとは何か」についての記事です。

早速ですが、みなさんは「デザインをする」とはどういう事だと思いますか?

デザインと言う言葉の意味


デザインは装飾だと思っている方も多いと思いますが、厳密に言うと違います。
では、どういった考え方なのでしょうか?

答えは...

”デザインは見る人に興味を沸かせ、もっと見たいと思わせる処理”という考え方です。
この考え方こそ本来のデザインの真骨頂だと思います。

人は五感のうち視覚から80%以上もの情報を得ています。つまり、デザイン力を高めることは、人に伝える力を高めることとも言えます。

だからこそ、デザインをただの飾り付けに使うのは非常にもったいない事ですし、過剰な飾り付けが視線を分散させ逆効果になることもあります。

また、デザイナーと一言で言っても大きく分けると2種類存在します。
1.きれいに・感動的に表現することを追求する芸術的デザイナー
2.見やすく伝わりやすくする事を追求するコンサル的デザイナー

ちなみに私は2のコンサル的デザイナーに該当します。
YouTube配信者は、絶対に2の方向性で行くべきです。
この具体的な違いについては、今回は例題を用意していないので、後日必要であれば紹介します。

今後の投稿も含め私の投稿では、2のコンサル的デザインをメインに解説していきます。
どんなにきれいなデザインでも、埋もれてしまうデザインだと意味がないので!

例題:どちらが見やすい文字ですか?

では、早速ですがメイン画像にしているこちらの画像。

みなさんは上下のテキストどちらが読みやすいと思いますか?

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明らかに上の文字の方が読みやすいですよね?

それはなぜでしょうか?

答えはグレースケールにするとわかります。

解説:グレースケールにしてみましょう

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上の文字は縁(ふち)と文字本体にしっかりと明るさに差があります。

それに対して下の文字は、文字本体のグラデーションがキツく、グラデーションの中心は白に近く上下は黒に近い色になっています。つまり、文字の中で色が急激に変わりすぎているため、真ん中だけ文字が隠れた印象(というか色飛びして眩しい印象)になっています。

さらに縁が「白」→「キツめのグラデーション」→「白」→「ドロップシャドウ」と過剰につけられているためチラついた印象も表現されてしまっています。

では次に小さく表示してみましょう。

解説:小さくしてみましょう


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「あれ、下の文字こんなに見辛かったっけ?」
という印象になりませんか?

デザイン物はどのようなサイズで表示されるかわかりませんし、仮に大きいものだとしても遠くから見るようなものであれば結果的に小さく見えてしまいます。

特にYouTubeのサムネイル画像は小さく表示される事が多いです。

装飾も大事だと思いますが、このように文字に効果をつけすぎると、小さくした時に凝縮されてしまい見辛くなってしまうものです。

だからこそ、デザインは見やすさが一番だと考えています。(安心して下さい。私もたまにやらかします 笑)

ここで疑問がひとつ。

「でも、雰囲気的には下みたいにな文字にしたいんだよな〜」

はい、もちろん可能です。

ひとつひとつ見辛い原因を紐解いていけばいいだけなのです。

1.グラデーションがきつい
2.縁(ふち)が重なりすぎて見辛い

その2つを改善した結果、雰囲気を変えずに以下のような文字にすることができます。

見辛かった文字を改善した結果...

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▼小さいサイズ
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どうですか?かなり見やすくなっているかと思います。

ひとつポイントとして、文字本体周りの白い縁は太めにとったほうがいいです。バランスを見て違和感がないギリギリくらいまで。上記画像くらいが理想かなと思いますし、小さい画像のみ想定であればもう少し太くてもいいと思います。

とは言っても、自分で作ったものは良いように見えてしまうものです。
そういう時は時間を置いて改めて見るか、他の人にも見てもらうようにしましょう。

そのうち慣れてくると、徐々に制作者の目と客観的な目をさくっと切り替えられるようになってくるものです。

最後に

いかがでしょうか?

今回は文字の効果をつけた結果見づらくなる例と原因・対策を紹介させて頂きました。

あくまで効果をつけるときは、おしゃれにする目的だけではなく、見やすくする事を最優先に考えるように心がけましょう。
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