自分を知る旅~アメリカ生活や国際結婚から学んだこと

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今年こそはアメリカに行きたい!ということで、有効期限が切れてしまったパスポートを再取得手続きしています。アメリカには10年以上行けていません。

昨日、パスポート申請窓口の担当の方に呼ばれ、行ってきました。
昔、国際結婚をしていた時の姓を変更しなければならないとのことでした。

そのための追加の書類も取得し、理由書みたいなものも書かされ、担当の方には2度の国際結婚・離婚していることを見られ、前回のブログで書いたグダグタ人生ぶりを改めて感じた日でした。

国際結婚の場合、日本国内でもアメリカでも、女性も姓を変える必要はありませんでしたが、私は1度目の結婚の際にパスポートの名前を、お相手の姓を追加する形で変更しました。その他運転免許証や大学での名前、クレジットカードなどすべて変更しました。

そのまま結婚していれば何も問題なかったのですが、変更するのも大変なのに、また元に戻すのも大変な手続きでした。。。卒業証書も姓が違うという悲しいことになっています。

国際結婚で生じるモヤモヤ

アメリカで結婚し住んでいたので、もちろん会話は英語です。

私が毎日なんとなく感じていたのは、「おはよう」は「Good Morning」でなくて「おはよう」って日本語で言いたいな、ということでした。

けんかも日本語だったら、もっとおもいっきり言い合って、すっきりできるのにとも思っていました。
うまく感情を表現できないことでいらいらが積り、お互いにフィジカルなけんかに発展したこともあります。

食べ物の好みも違うこともありましたし、言葉の問題、笑いのツボの違い、相手方の家族関係など、私にはちょっと無理でした・・・。(笑)

自分の両親や子供は?

また年を取るにつれて、親の心配も増していきましたし、自分の親に何かあっても、すぐにはかけつけることができない、ずっとそばにいることができないよな、ということもなんとなくモヤモヤと感じていました。

またアメリカで子供を産んだ場合、日本に帰るハードルはさらに上がってしまいます。
まず夫が日本に行ってくれるかどうか。日本に行って家計を支えることができるかどうか。(そこは夫が主夫になる、オンラインで仕事をするという選択肢もありますが。)

一番懸念していたのが、離婚した時のことです。
子供の養育権が両親どちらにもある場合、勝手に日本に子供を連れて帰ることはできません。
ということは、アメリカで子供を育てながら、友達はいるにしても、家族もいない中、一人で育てなければならない、ということです。

私の居場所は日本⁉

アメリカに10年程住んでから日本に帰ってこられた当初は、本当に安心しました。もう帰ってこられないのではないかと心配していたからです。

アメリカに住んでいたころ、日本で何が恋しかったかというと、本当に小さな日常の”あたりまえ”です。

例えば、銭湯に行きたいときに行けたり、神社に毎日お参りしたり、スーパーでお手軽にお寿司を買って食べれたり、お菓子やアイスは全部おいしいし、そういうことです。
コンビニはいたるところにあり、その名の通りなんでもできて便利。

また、やはり家族の近くに住みたいということもありましたね。

そして何よりも日本って、さまざまな制度が整っていたり、街がきれいだったり、人が優しい、礼儀正しい、何をするにもストレスが少なくかなりスムーズに事が進みます。

日本は本当に最高!

自分を知れた経験たち

アメリカでの生活、2度の国際結婚・離婚、出産・子育て、さまざまな職の経験など、失敗や成功体験を通して私はすこしずつ自分のことが分かってきているような気がします。

自分らしく生きるためには自分のことを知ることが大切ですよね。

これからも失敗を恐れず、さまざまなことに挑戦してみようと思っています。なぜなら、成功するかもしれないし、失敗したってそれは自分には合わない、できないということを知ることができた、という成功だから。

日本では年だから、女だから、子育て中だから~してはいけない、などという目に見えぬ縛りがあるようですが、それを気にする気にしないもすべて自分自身が決められることなんです。

自分の人生で、何に重きを置くかを自分で決めて、ぜひ皆さんも自分らしく生きていきましょう!



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