コピーライターあるある③ 〜すぐ言語化しようとする

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ビジネス・マーケティング
大阪にてコピーライティング・販促企画を中心に業務を行っております
Creative Labo Chanter(シヤンテ)と申します。
ココナラでは、web制作に関わる構成案作成からコピー制作、
場合によっては写真撮影・アートディレクションまで承っております。

仕事柄か、ある現象やハプニングなどに出会った時に、
「この面白さを、他人にどう伝えよう」と考えてしまうクセがあります
映画を観たら「この作品の『テーマ』はこれだ!」とか決め打ちしてみたり、
会議などでも、話の長い参加者がいたら
「つまり、こういう事よね?」とか言って整理したり…。
(これは、ちょっとイヤなヤツになりがち)

最近は、アニメなどでも“伏線”探しが主流になってたりしますが、
スポーツを観ていても、試合展開について
「前のあのプレイが、今の得点を生んだよね」みたいな話をしたり。

そう、コピーライターって、
やってると、どんどんイヤなヤツになっちゃうんです!
…もとい、何事も言語化と分析をするクセが付いちゃうんです!


大昔の話なのですが、コピーライターになる前、
ある情報雑誌のライターをやっていました。
ディレクターである上司、そしてカップルのテイの男女モデルを連れ、
車で3時間ぐらい離れた地方へロケに行っていました。
運転は上司がするのですが、助手席のわたしに、
「何か面白い話してよ」と毎度無茶ブリをするのです。
そのため、必死にネタを探しては、月二回のロケの場で披露していました。
モデルの子たちが興味を持つように、音楽やドラマ、映画の話を中心に。

映画や音楽をネタにしたトークってやつも難しいもので、
“あらすじ”を語るだけだと面白くならないんですね。
登場人物から物語の詳細やオチまで喋ってしまう人もいますが、
それだと、ただ長いだけのつまらない話になりがち。
例え間違っていても
「あの映画は〇〇だ!」なんていう“切り口”を設定して話すと、
聞く側は不思議と興味を示してくれます。
今から思えば、
あれは自分のトークにキャッチコピーを付ける作業だったのか…。

そこで鍛えられたおかげか、
コピーライティングが上手くなった実感はありませんが、
酒場で出会った知らない人と会話が盛り上がったり、
結婚式などパーティのスピーチでは“スベり知らず”になったり…
…余計なスキルだ。

話は逸れましたが、
紙媒体でも、webでも、内容がスッと頭に入ってくるものは、
だいたいストーリーの軸がしっかりしているもの。
上の話でいうところの“切り口”が明確なんですね
横文字好きなら“コンセプト”というやつ。

そんな訳で、コピーライターとして販促物の提案をする時、
今でも、この“切り口”を考えることを最重要視しています。

ただ、その思考は、仕事の時だけにしておきたいものです。
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