コピーライターあるある② 〜いつの間にか“ディレクター”

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ビジネス・マーケティング
大阪にてコピーライティング・販促企画を中心に業務を行っております
Creative Labo Chanter(シヤンテ)と申します。
ココナラでは、web制作に関わる構成案作成からコピー制作、
場合によっては写真撮影・アートディレクションまで承っております。


自分の職業を“コピーライター”と言うようになってから、
ぼちぼち20年が経とうとしています。
しかし、大阪という市場では、
なかなかコピーライティングだけでやっていくには難しく、
それは制作会社や(大手以外の)広告代理店にいても同様です。
「コピーを書く=案件を理解し、メッセージのコンセプトを練る」
という役割もある都合、
制作チームの窓口としてクライアントと対峙する機会が増えるのも
コピーライターという業務の性質です。

制作案件を受注し、最初にクライアントと会うのは、
いわゆる“キックオフ”の場。
案件の詳細の説明があったり、
事前に聞いていた内容を踏まえ簡単な提案をしたりと
大事な場になるのですが、
大体、そこから同席するのがコピーライターの常。
それ以降、最初のデザイン提案からコピーライターが喋り、
(大型案件になると、広告代理店の上席が喋るのですが)
それに対する修正・再提案・そして修正の窓口も、
コピーライターが担うことが多くなります。

デザインの話なんやから、デザイナーが聞きに行けや!
と何度思ったことか…。
しかし平成真ん中頃までは、デザイン制作など超がつくブラック労働。
デザイナーは次から次に入ってくる作業をこなすので精一杯で、
自ずとクライアント対応はコピーライターにお鉢が…。

しかし、それを繰り返すことで、
デザインとは、レイアウトとは、どうあるべきか”という本質が、
身体で理解できるようになっていくんですね。
そして、提案前にデザイナーに指示・指摘する意識も生まれ、
仕事の要領も良くなっていく…。

そして、ある時、気づくんです。
この立ち位置って、“ディレクター”って呼ぶんじゃない?」と。

クライアントの要望を踏まえ、
マーケットのトレンドなどを意識しつつクリエイティブの方針を仮定して、
デザイナーを動かし、コピーを入れて、制作を進める。
そうやん、これって“ディレクター”ってやつやん!
よし、名刺にもディレクターって書いちゃおう!しめしめ!
…と、ちょっと仕事ができるようになった気がしたものです。

しかし、平成の後半以降、
webというメディアが販促の多くを占めるようになった頃、
ある事に気付かされるのです。

“ディレクター”って、場所によって“定義”が違う!!

この“ディレクター”という肩書のために、
余計なストレスを抱えることになるのですが、それはまた別のお話。
ちなみに、現在のわたしは
「販促プランナー・コピーライター」を標榜しています。
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