臨床現場でのアサーティブ‐コミュニケーションの活用方法【人間関係論】

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このブログは、人間関係論の課題に活用することができます。

人間関係をつくる理論と技法から、アサーティブ‐コミュニケーションを取り入れ、学びと臨床の現場で応用できる点を、看護学生の立場から具体的にまとめています。

A4用紙1枚1200文字程度)となっています。
課題やレポート作成の参考にどうぞお使いください。

※内容は適宜更新しております。ご了承ください。
※当ブログは実際に依頼のあった内容を、一部修正して記載しています。



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アサーティブ‐コミュニケーションとは

 アサーティブ‐コミュニケーションとは自分の考えや気持ちを正直に率直に、その場の状況にあった適切な方法で表現することで、自分も相手も大切にしたコミュニケーションのことである。重要なのは「その場に合った適切な表現方法」を選択し、相手を尊重することである。相手を尊重して自分の考えを表現することで、一方的ではなくお互いを大切にするコミュニケーションとなる。
 このようなコミュニケーション方法を身に付けることで、看護師などサービスや支援を提供する職業に従事する人は、様々な人々に臨機応変に対応することができる。またアサーションのスキルを身に付けることで、自尊心を高めコミュニケーションによるストレスを軽減し、精神的健康の維持に役立つといえる。

目指す看護師像

 私は、いつも笑顔で患者と接することができる看護師になりたいと思っている。なぜなら病院で患者に対し常に笑顔で接している看護師がいてとても印象が良いと感じたからである。患者は病気の治療のために苦しい思いをしていたり、気持ちが落ち込んでいることがあると思われる。そんな時に看護師が怖い顔をしていたら患者の気持ちも一緒に落ち込んでしまったり、看護師に対し声をかけにくくなるのではないかと考える。普段生活している中でも、飲食店のウェイトレスやスーパーのレジを担当している人が笑顔や明るい表情で接客していると、こちらもとても気分が良くなるだろう。逆に怖い顔をしていたり、忙しそうにしている店員には、声をかけにくいと思うだろう。これは看護師にも同じことがいえる。医療現場で声を掛けにくい雰囲気を出してしまうと、患者の治療に支障をきたしたり、緊急時に患者の命を救えなくなるかもしれない。そのため、笑顔で接することは患者に安心感を与えることができたり、家族との信頼関係の構築にも繋がると思われる。また一緒に働く医療スタッフにも笑顔で接することで話しかけやすい印象を与え、雰囲気が良く働きやすい職場づくりができる。
 しかし、時に笑顔は医療現場においてふさわしくない場面もある。例えば患者が余命宣告を医師から受けたときや、患者が亡くなったときが挙げられる。この場合はアサーティブ‐コミュニケーションを活用し、自分や相手を大切にするような関わりができるよう、これからの実習で実際に働く看護師を見ながら学んでいきたい。

アサーティブ‐コミュニケーションが臨床の現場で応用できる点
 アサーティブ‐コミュニケーションでは自分の考えたことや感じたことを客観的に簡潔に述べることができる。自分の中にわきおこった感情をそのまま感情的に伝えるのではなく、「私はこう感じた」ということを感情を「伝える」方法を選択する。例えば「病室からいなくなって病院中必死になって探していた、とても心配したけど見つかって安心した」などが挙げられる。ただ「心配した」と感情的に伝えるよりも、患者は本当に自分のことを心配してくれた、大切に扱われていると感じるだろう。また「しかし」「でも」といった相手を直接否定してしまう言葉はできるだけ避け、「そして」「さらに」などの肯定的な言葉で伝えることで相手にマイナスな感情を与えにくく良好な関係性を築くことができる。つい「しかし」や「でも」といった否定的な接続詞を使ってしまう場合は、相手と会話する際にそれらの言葉を使わないように意識することがまず大切である。そうした意識の積み重ねで、アサーティブ‐コミュニケーションのスキルが身に付くと考えられる。
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