【要注意!】「カードローン」や「リボ払い」が危険な理由を解説

記事
ライフスタイル
最近では『ア〇ム』や『レ〇ク』など、いろんな会社が明るく陽気なCMを出している「カードローン」や「リボ払い」ですが、実際は非常に危険なサービスとなっていて、気軽に利用すると支払い地獄に陥ったり、最悪「自己破産」の要因になります。正直闇金レベルで危ないです。

ですので今回の記事では「カードローン」や「リボ払い」が危険な理由について解説していきたいと思います。

金利が高すぎる

まず、「カードローン」や「リボ払い」は金利が高すぎます。
下記が、ある消費者金融のカードローンでお金を借りた際の金利です。
1万円〜99万円(7.7%~18.0%)
100万円〜300万円(7.7%~15.0%)
301万円〜500万円(4.7%~7.7%)
501万円〜800万円(3.0%~4.7%)

他社の「カードローン」でも、大体同じ金利設定となっています
「リボ払い」では一般的に、15%の金利となっています。

(7.7%~18.0%)などと金利の範囲がありますが、ほぼほぼ上限の金利が適用されます。
また意外と18%という金利が高すぎるという認識が無い人が多いです。

利息の計算

「カードローン」で実際にお金を借りた場合の、利息金額を計算していきます。
※「リボ払い」の場合も、同じ計算式です。
条件1
借入金額・・・3万円
借入期間・・・30日
適用金利・・・18%
計算式 ・・・借入残高×適用利率÷365(うるう年)は366日×借入期間
上記の条件で計算すると、利息額は「30,000円 × 18% ÷ 365日 × 30日 = 444円」となります。

この金額を見てどう思いましたか?意外と楽勝だなと感じた方は、「カードローン」や「リボ払い」の支払い地獄に陥る可能性があります。

まず3万円を借りるということは、その月の収支が3万円の赤字で、「カードローン」や「リボ払い」を使うことになっていると思います。

返済する場合は、その状態から収支を±0円までもっていき、さらにそこから黒字にして、返済用のお金を拠出しなければいけません。

仮に全額返済しようとすれば6万円の差があります。たまたま赤字になった月が、突発性の出費が重なった場合や、ボーナスの前月などの状況でない限り、かなり厳しいと思います。

また、一度利用する人は何度も利用してしまう事が多いです。そうなることで最初は少額だった借入金が10万、20万と増えていき、いずれ限度額いっぱいまで増えてしまいます。

そうなってしまうと利息の返済だけで精一杯になってしまい、いつまでも元金が減らず、完済することが出来ない状況になってしまいす。
条件2(借入金額が増えていき限度額いっぱいになった場合)
借入金額・・・150万円(限度額は債務者の職業や収入により異なります)
借入期間・・・30日
適用金利・・・15%
計算式 ・・・条件1と同じ
条件2で利息額を計算すると「1,500,000円 × 15% ÷ 365日 × 30日 = 18,493円」となります。
こうなると毎月30,216円を返済しても、完済までに78ヵ月(6年と6ヵ月)もかかり、総返済額は2,356,851円にも膨れ上がります。

なぜハマってしまう人が多いのか

これだけ危険な「カードローン」や「リボ払い」なぜハマってしまう人がいるのか。個人的に以下の理由だと思っています。

・危険だという認識が無く、自分は大丈夫と思う人が多い
現在、テレビやYouTubeなどを観れば、毎日のように「カードローン」や「リボ払い」のCMが流れています。その内容は明るく陽気なものや、かわいい動物が出ているようなCMばかりで、危険な印象を抱く人が少ないです。

・審査が通りやすく気軽に利用し始めてしまう
カードローンは貸付金額が低いため、住宅ローンなどに比べて、審査が甘いところが多いです。そのため、気軽に申し込んでしまう人が多いです。

・カードローンの場合、街中のATMなどで簡単に借りれてしまう
お金を借りる際は、コンビニなどに置いているATMですぐに借りれます。そのことで、まるで自分の預金から、お金を引き出していると錯覚してしまいます。

・リボ払いの場合、クレジットカードの引き落とし日前に、毎回勧誘される
クレジットカードをネット明細にしていると、クリック1つでリボ払いに変更できる案内がきます。また「リボ払いに変更すると1,000ポイントプレゼント!!」などといった、あたかもお得になるような勧誘をしてきます。
紙明細でも、お得に見えるパンフレットなどが付いてきます。

どれくらいの人が利用しているのか

現在、カードローンを利用している人は、全国で1,000万人以上いると言われています。また、そのうち100万人の人は、3社以上の利用をしているそうです。
さらに、世帯年収別で分けると以下のような割合になっています。
     ~ 400万円・・・23%
400万円~600万円・・・28.1%
600万円~800万円・・・31%
800万円~1,000万円・・・32%
情報源:JICC(日本信用情報機構)2019年3月時点のデータ
上記のように、幅広い年収の世帯の人が多く利用しています。

まとめ

これまでに解説した通り、「カードローン」や「リボ払い」は大変危険なサービスです。多額の利息を長期間、払い続けている人は多く、自己破産まで陥ってしまう人も少なくありません。

どうしても支払いに困り、「カードローン」や「リボ払い」を使わざる負えない状況の人も多くいらっしゃるでしょうが、なるべくそうならないように、日々の家計管理を行っていきましょう。

また、どうしても利用しないといけない場合は危険さを十分に理解し、早期に返済できるように努めましょう。




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す