そこに愛はあるんか!?ってアイフルのCM面白いですよね!
何か行き詰まっている時やトラブルになってしまいそうな時、もしくは問題がすでに起きている時
よくこの言葉を思い出します
「そこに愛はあるんか!?」愛が1番~愛FULL~♪
心の中を愛で満たせばどんな悩みも解決するよという事ですね
カウンセリングでも目指す所は、クライアントさんが愛を感じるようになる
という所だったりします
愛を感じるようになると大きな安心感に包まれて、毎日が幸せ~と思える状態
というイメージでしょうか
じゃぁどうやったらそんな状態になるのか?というのを
ちょっと、ほんのちょっとだけ真面目に解説してみようと思います(^_^)
愛を感じる自分になるためにたどる道、プロセスというのがありまして
それが感情の層というものなります
心の世界では、人の心には感情の層というのがあると考えられています
色んな感情がミルフィーユのように折り重なっていて
その1番底に愛という大きなエネルギーがあると言われています
セラピーなんかをする時もこの愛情の層へたどり着けるようにイメージを作っていくのです!
感情の層をざっくり分けたものがこちら ↓↓↓
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1層目
外向きのモードの私、いい人に見られたいと思ってる私
人と関わる時って、良い関係を築いていきたいと思いますよね
いきなり喧嘩腰の人は少数派だと思います
しかしこの時、あなたはいい人に見られたいがゆえに自分という本質的な部分や本音の感情を隠しています
好きな人と付き合いたいなぁと思っている時の自分をイメージしてください
今日はどんな服着ていこうか?どんな話をしたら盛り上がれるかな?
相手はどんな人が好きかな?どうしたら理想の自分になれるかなとか
ちょっとでもよく見られたいですよね!
自分の恥ずかしい所は見られたくないですし
ましてや喧嘩などもしたくないので、自分の気持ちを我慢して相手に合わせたりします
相手によく思ってもらいたいという気持ちや
トラブルを回避するために
外向きの私という仮面をつけているので、良くも悪くも緊張してるはずです
心からリラックスは出来ていない感じ
ずっとこの状態が続くといつか疲れてしまって、もういい!一人になる!
と孤立したくなったり、いろんな事で我慢してきた怒りがいずれ爆発してしまします
2層目
ホントの私は悪い人、ダメな私と思っている部分、自己嫌悪モード
外向きの私を作るということは本来の私では人とうまく関われないと感じているという事です
その本来の私と思っている部分こそが、ダメな私という所←実際はダメじゃないんですよ!
こんな私の一面を周りが知ったらきっと嫌われるだろうなとか
思うので必死に隠し続けてきた自分です
この部分を強く感じている人は 周りの人と距離を取りたくなります
最低な私なのでどうか誰も近づいてこないでください、
という感じで一人になろうとしたり
周りに対して怒りをぶつけて相手に離れていってもらおうとしたりします
私のことなんかほっといてよ--!って言ったことありませんか?
近づいてくる人がみんな鬱陶しく思えたことはないですか?
私はめちゃくちゃありました(笑)
自己嫌悪をたくさん感じて辛い時ですね
カウンセリングでお話しながら癒していきましょう
3層目
私は間違ってない!という強がっちゃう時
人って自己嫌悪を感じ続けてしまうといずれ耐えきれなくなります
究極に追い込まれると自分が嫌で嫌で死にたくなったりもします
しかし死ぬというのも簡単には出来ませんので
死の誘惑を感じないためには言い訳をしなければいけません
それがこの私は悪くないと感じる層です
人は大きな罪悪感を感じてしまうと、ごめんなさいという事が言えなくなってしまうのですね
カウンセリングではカップルや夫婦の問題についてお話を聞くことがよくありますが
その時、多くの人がパートナーの悪いところを指摘します
パートナーの方も自分は悪くないお前が悪いという主張をするので喧嘩になってしまうのですが
実はこの時クライアントさんは、私の悪い部分をどうかこれ以上責めないでください、そこには触れないでください、私の悪いところを責められると私はもう耐えられません
だって自分で散々自分を責めて、必死に隠してきたところだもん
という事を感じているがゆえに、関係が良くないことを相手の責任にしてしまっていたりすることがよくあります
心からごめんなさいが言える人って
ほんとに強くて器の大きい人なんですよ~!
4層目
ズキズキするほどの心の痛み
私は間違ってないという言い訳が言えなくなる状況になった時に
初めて感じる本当の罪悪感が出てきます
私達は自分が誰かを傷つけてしまったという加害者意識は1番感じたくない感情で、まるでそんなものは、ないモノのようにしてしまいます
ですから意識的にはここの罪悪感は感じてはいなかったりするのですが
自分は悪くないという言い訳が出来なくなった時に初めて
深い絶望と共に大きな心の痛みを感じることになります
誰かを傷つけてしまったという気持ちだったり
誰かに傷つけられたという深い悲しみだったり
自分は情けない、無力だというような自分に対して感じる気持ちなど
これまで蓋をして感じないようにしてきた辛い感情が沢山出てくる時です
この時感じる感情をどれだけ癒しているかで生きやすいか生きづらいかが大きく変わってきます
悩みから抜け出せない多くの人はこの痛みの層の感情にずっと蓋をしていて
3層目から上をぐるぐるしていたりします
最後が 愛情の層
この層まで来た時にやっと、私は悪いというネガティブなストーリーから解放されます
誰も悪くなかった、私は愛されていたんだと感じ、好きな人と一緒にいても良いという許可を自分に与える事ができます
私って最悪最低と思っていたら
こんな私が誰かと一緒にいていいわけない
幸せになってはいけないと思ってしまいます
結婚できなかったり恋人が出来ない人はだいたいこの観念を持っていたりします(・・;)
でも、痛みの層を抜けて、他者に対しても自分に対しても愛情を感じるという層にたどり着いた時に、心からのリラックスが出来るようになり
仮面をつけて生きていく必要がなくなっていくのです
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以上が感情の層というものです
いつも私はどの層を感じているのかな?とセルフチェックに使って頂ければいいかなと思います
なにか悩んだり困ったりしている時、自分は今 感情の層のどのへんだろう?と感じてみてください
じっくり気持ちを感じる事で心は落ち着きを取り戻していきます
そして気持ちが落ちついてから、どうしようか考えていけばいいのです
思い出すことはいつもひとつだけです!
私の中に愛はあるのか!?
自分は何が好きなのか?何を愛しているのか?
どれくらい自分の心に正直になれているのか?
どれくらい自分を大切に出来ているのか?
本当は何がしたかったのか?
もし、自分の気持がわからない!という時は一緒に探しましょうね(^_^)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
愛川友悠