見えてきた退院

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コラム
母が腎不全で緊急入院して約2カ月がたちました。

急変の可能性があると何度も言われましたが、病院のスタッフの皆様のおかげで、何とか人工透析を続けることで生きていくことができそうです。

首の大きな血管での透析から、腕に作ったシャントを使っての透析に切り替わることができれば、もう退院です。

現在新型コロナウイルス第8波到来中なので、ちょっと微熱でもすぐにコロナ感染ではないかと検査を受け、個室に隔離されては陰性でまた総室に戻るということを何度となく繰り返していました。

「今、感染疑いで検査の結果でるまで個室やねん」とすぐに電話をしてくる母。
「透析したら痩せるらしいけど、全然やせへんわ」
「年寄ばっかり入院してる」
などと自分も年寄りながら、おもろいことを言えるようになりましたが、入院当初のことはほとんど覚えていないようです。

退院したら食事に気を使わないといけないし、この寒い中、週に3回透析に通わないといけないし、いろいろと大変だなあと思っていますが、やってみないとわからないことばかりですね。

予測できる事態にはできるだけ早めに手配して、不便のないように退院していただくということは、病院勤務していたときには心がけていましたが、いざ自分となると難しいですね。

送迎してくれる透析クリニックを探し、面談し、玄関から乗車位置までは私が送り出しとお迎えをするということと、かかりつけ医を透析クリニックの医師に変更すること、だけ決定しました。

家にかえってみて、さらに福祉用具が必要かもしれませんし、透析の送り出しやお迎えにヘルパーさんに来ていただかないと私が仕事を続けられないかもしれません。食事も自分で作るのは大変だとなれば配食サービスをお願いしないといけないかもしれません。

でも、何よりも、命があることがありがたいのです。
せっかく家に帰ることができるのだから、これからの生活を楽しんでいこうと思っています。

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