すっかり耳が遠くなりましてね

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コラム
歩いて10分のところに住んでいる母は、要介護1です。
足が不自由なので、外出の時は車いすの介助が必要です。

母は一人暮らしで、誰とも話さない日があるのは寂しいだろうと思い、一日一回は家に行くか、電話をしたり、隣の部屋で仕事をしたりして、見守っています。
頭は私よりしっかりしていますが、最近テレビ(おもにYouTubeです)の音が大きくて、ちょっと難聴が進んできたかな、、、と思っていました。

難聴によって、音の刺激により脳に伝えられる情報が少ない状態だと、脳の萎縮が進みます。
さらに人と話す声が聞きづらく、コミュニケーションが取れなくなって会話を避けることで認知症やうつ病の発生率が上がるといわれています。

確かに、認知症の患者さんは難聴の方に多い感じがしますし、聞こえないから相手の話を違う意味で受け取ってしまってトラブルになることも多々ありました。

母の介護度の上昇を食い止めるためには、自分のことはなるべく自分ですることと、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)が衰えないようにすることだと思っています。

ちょうど、近所のメガネ屋さんで補聴器の看板が出ていたので、お話を聞いてみることにしました。

補聴器は購入してからがお店とのお付き合いの始まりだそうで、変化する聴力に対応して定期的に調整していくものだそうです。オーダーメイドのもので数万円から100万円越えの商品がありました。
一方、集音期というものがあり、これは音を集めるものなので、雑音が入り聞きづらいそうです。数千円からあるそうです。

母に言ってみたところ、「イヤホンにするわ」とあっさりでした。

大好きな韓国のアイドルグループBTSの音楽や踊りをご機嫌で見ている母は、まだ認知症の症状はないけれど、何かのきっかけがあれば勧めてみたいと思っています。

ちなみに、補聴器は医療費控除の対象になるそうです。


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