書くことがなくてしんどい!書く以前の「取材」と「思考法」~VOLUME3.取材を楽しくする3つのポイント&ヒアリングのテクニック!~

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お疲れ様です。
口コミ塾の泰(ヒロ)です。今日も来てくれて、ありがとうございます!
まず、はじめにまたちょこっとお話ししてから、今回の内容に移っていきたいと思います。今回の内容は、前回の後書きで話した通り、取材を楽しくする「3つのポイント」を踏まえつつ、「ヒアリング」の技術について根掘り葉ほりしていきたいと思います。なので、少しだけお付き合いください。(^^♪








はじめに:

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ネタを見つけたら、その都度メモをしていきましょう。

私は「Google Keep」というアプリを使っています。シンプルなメモアプリが、スマホとパソコンで同期されるので便利です。

ネタはどんなにささいなこと、小さなことでも構いません。


「ここのカフェの水、レモンの味する」とか「マックブックって寒い部屋に置いておくとキンキンに冷えるよね」など、それだけではネタにならなそうなことでも何でもOKです。

とにかく溜めておくことが重要です。


チリのようなささいなネタが積もりに積もっていき、ひとつの面白いネタになることも多くあります。私は、ちょっとしたネタであれば、すぐにはアウトプットしません。


ものすごく面白いネタが見つかれば、すぐにツイートしたり、記事を書くこともありますが、そうでない場合は溜めています。何故なら、どうでもいいネタをすぐに出してしまうと勢いが出ないからです。読んだ人も「あ、そうなんだ」で終わってしまうか、もしくはスルーされて終わるでしょう。


だから、良いネタに昇華させる必要があるのです。その時に必要なこと。そうですね。例えば、少し、ダムを思い浮かべてみてください。


少ししか水が溜まっていないのに放流しても、ちょろっとしか出ないでしょう。でも、たくさん溜まっていれば、勢いよく放流されます。それと同じようなイメージで大丈夫です。

ずっと流しっぱなしにしていると、水力発電をしようとしても、電力は発生しません。でも、溜めておいて一気に流すと勢いよく水が流れるから、ものすごいエネルギーになるんです。


集めたネタは、そのまま出さずに寝かせておくと、思わぬ形で熟成することもあります。



コンビニに寄ってふとポップな看板を見て思いついたことと新聞で見つけた記事、テレビで聞いたことが合体して、ひとつのネタになったりするんです。



なので、アウトプットをいったん止めて、インプットする状態を続けるのも良いかもしれません。そうすれば、勝手にアウトプットするネタは溜まっていきます。そして、十分に溜まったときに一気に放出するんです。すると反響の大きいネタが生まれます。(^^♪





運動してたくさん食べないと「う〇こ」は出ない

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ネタを「練る」や文章を「書く」というと、パソコンやスマホに向かって文字をひたすら打ち込むことを想像しがちです。


ですが、これまでも述べてきたように、「練る」前、「書く」前には必ず、インプットという過程があるんです。


また、書くことはメンタルの作業だと思われがちですが、実は違います。書くことはもっと「フィジカル」なんです。
体も動かさずに、面白いことを書くというのは、哲学者や一部の天才ならまだしも、私も含め普通の人には無理でしょう。



取材マインドを持って町を歩いたり、誰かと話したり、フィジカルに動くからこそ、書くことが自然と溜まっていくのです。

私が行っているグルメ口コミもそうです。

外に出て色んな店を探し、ビビビッと来た店に入って料理を食べるから自然と書くネタの量も増え、質の良い口コミを投稿することができるんです。



「書く=フィジカルに動く」

この考え方を覚えておくのも良いでしょう。


さて、話を戻しますが、書けなくてうんうん悩んでいるのは「便秘」と一緒です。



飯を食わず運動もしていないのに、便座で唸っていても「う〇こ」はでません。なので、外に出てモリモリ食べて、体を動かして、水もたくさん飲んで、楽しく過ごしていたら、自然に出てくるでしょう。



インプットがないとアウトプットできません。一人でトイレで唸っていても仕方がありません。


例えば、千田琢哉さんというビジネス書を多く出版している作家さんがいます。彼はものすごい読書家なんだそうです。本がものすごく好きで、歴史書や伝記など幅広く読んでいるそうです。


また、ホリエモンこと堀江隆文さんもそうでしょう。あれだけ毎月のように本を出せるのは、人一倍動いて膨大にインプットしているからです。



世の中には、こんな人もいるんです。やはり、大量にインプットするから大量にアウトプットできるんです。(^^)/






「ライティング」の前に「ヒアリング」のテクニックを磨こう!

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また、文章の質は、取材の質に比例します。


いい取材ができれば、いい文章になります。当たり前のことですが、プロですらこのことに気づいていない人がけっこういるんですよ?


とりあえず取材をすませて、文章を書く段階で無理やり面白くしようと思っても無理なんです。


まずは、ネタがおもしろくないとおもしろい文章は書けません。だから、まず何を書くにしろ、「取材」に力を入れる必要があるんです。




「ああ、面白かった!」や「これは是非みんなに伝えたい!」。取材のときに、あなたがこう思えば、必ず文章は面白くなります。大切なのは「何を書くのか」の前に、「何を聞くか」に力を注ぐことです。目の前の人から何を聞き出すのか?取材は、文章の質を左右する真剣勝負の場なんです!




また、「取材する」といっても、普通の人が新聞記者のようにICレコーダーやカメラを持ち歩けと言いたいわけではありません。「これは取材なんだ」というマインドを持っておくだけです。

詳しくは、前回の記事【VOLUME2「書く」の前には取材がある!】で書いてあるので、そちらも併せて読むと、さらに理解度が深まるでしょう。(^^♪


なので、ここでは割愛させて頂きます。

さて、話を戻しますが、自分のことを発信することは難しくても、自分の周りで起きたことや自分の心が動いた瞬間を書くことはできますよね。


例えば、お母さんやお父さんの言動がおもしろければ、それを文章化してもいいでしょう。あなたの職場に変わった人がいるなら個人情報に配慮しつつ、その人のことを投稿してもいいでしょう。



前々回の記事の中でも触れたと思いますが、なんでもいいんです。発信するネタというものは。

みんな生きている以上、必ず誰かから、何かしらの刺激を受けているものです。それを発信すればいいんです。何も難しいことはありません。




それなのに、「コンテンツメーカー」になろうとするから無理があるんです。
書けないときにみつめるべきは「自分の内側」ではなく「外側」なんだということを改めて再認識しましょう。





取材を楽しくする3つのポイントって何ソレ?

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さて、取材を面白くするために、私がやっていることがいくつかあります。
1つ目は「人生相談をする」です。人生相談は、必ずしも取材のテーマに沿っていなくても構いません。


例えば、イノベーションについての取材で『独立して1年で、どうやって稼げばいいか考えているんですけど、どうすればいいと思います?』などと相談してみるんです。

すると、相手も本気になって『こういう事業をやってみたらどうですか?』と真剣に答えてくれるでしょう。

それが結果的に、取材のテーマに繋がることもあります。




2つ目は「時事ニュースについて聞く」です。まずはアイスブレイクも兼ねて、人生相談や自慰問題をぶつけてみると相手も本気になりますし、取材も楽しいものになります。

よく、あらかじめきちんと質問リストを用意して、上から順番に聞いていく律儀な人もいます。

しかし、「はい、じゃあ次の質問です」と作業のように進めてしまうと、インタビュー相手も面白くないでしょう?それでは盛り上がる取材にはなりません。

取材は、その場の空気が大切です。臨機応変でいいんです。(^^♪



3つ目は「自分ならこう考えますね」という聞き方をすることです。

例えば、「自分だったらこう思いますが・・・・・。」や「私があなたの立場だったら・・・・・。」を挟むことがポイントです。

こうした聞き方をすると、自分にとっても聞かれた相手にとっても「自分ごと」の質問になります。だから、身を乗り出して本気で答えてくれるんです。




私は「取材」というよりも「いきたいお店に足を運び食べに行く」くらいの意識でいます。この「行きたい」、「聞きたい」という気持ちがなによりも大切なんです。


いきなり「何を書こうかな?」と考えるのではなく「誰に何を聞きたいかな?」と考えるところから始めてみるのが良いでしょう。(^^♪




「いつからですか?」という魔法の質問

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もうひとつ、ヒアリングのコツを教えますね♪


つい人は「今どういうことをされているんですか?」「どういうお仕事なんですか?」など、現在のことばかり聞きがちです。でも、そんな中、過去のことを聞くと話が盛り上がることもあるんです。


さらに、「これからどうしていきたいですか?」「夢はなんですか?」と未来のことを聞くと、意外な話が聞けるかもしれません。




また、「いつからですか?」という聞き方をすると話は深まっていきます。

例えば、こんな感じ↓
「私、登山が好きなんですよね」
「いつからですか?」
「こどもの頃からですね。父が好きで着いて行ったらいつの間にか(笑)」


また、
「ぼく、たくさん本を読むんです。」
「へぇ~、いつからですか?」
「小学生くらいからかな。みんなサッカーやっているなか、ひとり本を読んでました。」
「ああ、私もです!」
こんな具合です♪



この「いつからですか?」は魔法のワードです。


自然と過去の話を聞き出すことができます。そして、気になるエピソードやその人のことが分かるようなストーリーが出てくるはずですよ。(^^♪




おわりに:

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はじめに:
運動してたくさん食べないと「う〇こ」は出ない
「ライティング」の前に「ヒアリング」のテクニックを磨こう!
取材を楽しくする3つのポイントって何ソレ?
「いつからですか?」という魔法の質問?
おわりに:




今回の授業はここまで。最後まで読んで読んで下さりありがとうございました。


今回の授業の内容を復習することで、最初は拙いかもしれませんが、日を追うごとにドンドン文章を書けるようになっていけるでしょう。人と比べる必要はありません。

自分のペースで学んでいくことが大切です。明日は、今日よりも1ミリ成長していきましょう。(^^♪



さて、次回の投稿は、土曜日AM6時ー7時の間に行います。

内容としましては、ネタは寝かせて熟成させる、最初から「完璧」を目指さない、という少しネタの練り方について触れていきたいと思います♪



また、もうすぐクリスマスということで私からも特別なプレゼントを用意しようと思っています。有料になってしまいますが、このプレゼントでは、1日15分で出来る「書く瞑想」について教えます。「書く」ことで頭と心を整え、自分らしい人生をシンプルに送ることができる。そんな方法を伝授しようと思っています。感情ジャーナルという方法をもとに、実践形式の記事をプレゼントします。

このプレゼントを受け取ることで、さらに「書く」ことに対するモチベーションが爆上がりしていくことでしょう。


私からのクリスマスプレゼントは、12/25日(日)AM6:00にお届け致します。


是非、あなたの時間が許す隙間時間にでも受け取ってくださいね。
ご来訪お待ちしております。
それではまた。
                                以上

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