書くことがなくてしんどい!書く以前の「取材」と「思考法」~VOLUME4.書けない原因は【自意識】と【完璧主義】が9割ってマジ⁉それと【ネタを熟成しきれていない】って何ソレ?~

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お疲れ様です。
口コミ塾の泰(ヒロ)です。今日も来てくれて、ありがとうございます!

まず、今回の内容の概要から。



前回の後書きで話した通り、内容としましては、ネタは寝かせて熟成させる、最初から「完璧」を目指さない、という少しネタの練り方について触れていきたいと思います♪


今回の内容も「書く」上でとても大切な事なので覚えておきましょう。(^^♪

是非、最後までお付き合いして頂けると嬉しいです。それでは、参りましょう。


今回のレジュメは以下の通りです。











1.最初から【完璧主義】を目指さない!
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ネタもある。書きたいこともある。でも、何故か書けない...。

そういう人は、いきなり「完璧」を目指そうとしている可能性があります。


断言します。


最初から分かりやすくて面白い文章を書ける人なんてほぼいません。それができるのは、一部の天才だけです。

残りの多くの人は、自ら生み出した「よくわからない文章の塊」を試行錯誤しながら、整えていくんです。

あの村上春樹さんですら、何度も書き直しながら作品を磨いているんですよ?



なので、何かしら文章を書く際、最初の段階では考えすぎないことが大切です。


まずは、ドンドン書き出していきましょう。


どんなに雑でもいいから、書きたいことを現行の上でもスマホのメモ帳アプリにでも、バーッと書き殴っていくんです。

私もグルメ口コミを投稿する際、色々目を光らせて至る所から情報収集します。店主や大将と時に雑談しながら、「素材」を集めています。


とにかく素材をドーンと用意します。そこから、いらないところを削っていきます。すると最後に、あなたがまとめたい文章の「輪郭」がようやく見えてくるんです。



私も、書いているうちに考えすぎて筆が止まってしまった事、何度もあります。だから、そのもどかしさ痛いほどよく分かります。


・『ここで言い足りてないことはないだとうか?』
・『これを言ったら、さっき言ったあれと矛盾しないかな?』などなど。


なるべく「隙がない」文章にしようとすると、筆は止まってしまうのです。


でも、最初は隙だらけでいいんです。矛盾していてもいいんです。だって、後で直せばいいんですから♪


まずは、ドンドン書き進めることの方が大切です。それに、多少「隙」のある文章であっても、読者は脳内で補完してくれます。(そこは読者の想像力に任せましょう。(^^♪)


イメージとしては、「漆塗(うるしぬ)り」のように書くことです。
つまり、一気にバーッと書いて最後まで行ってしまうということ。


そしてまた、最初に戻ってバーッと書き直していく。漆塗りのように、スタートからゴールまでを何度も重ねて書き直していくんです。

このやり方だと、まず全体が見えるのでモチベーションが下がりにくくなります。



なかなか文章構成が進まない人は、漆塗りではなく、編み物をするように、前から一文一文編んでいこうとします。

だから、進むのが遅くなるんです。そして、いつ終わるかも分からない作業に途中で挫折してしまうのです。


なので、最初は隙だらけでいいんです。文章を構成していくときは。追々付けたし、削除を繰り返せばいい。これだけは、この節では覚えておいてほしいです。








2.音声入力で何が悪い?

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「書けないなら、話すように書けばいい」というアドバイスをする人もいます。

ですが、私の場合、話すように書こうと思ってもできません。難しいです(笑)

おそらく、こういうアドバイスができる人は、もともと話も上手い人なのかもしれません。

脳内に、論理的で分かりやすい文章がポンと浮かぶので、それを目の前の原稿なり、スマホのアプリなりに落とし込めばいいんです。



これは、聞いた話なんですが、昔の政治家で新聞記者から「コメントを400文字でお願いします」と言われて、電話口でバーッとしゃべったらピッタリ400文字だった人がいたそうです。そんなのは特殊能力です。私には無理です(笑)




一方で、「話すように書く」は難しくても、大抵の人は「話す」ことはできます。


私が実際に試してみて好感触だった方法が以下です。

まず、ICレコーダーに支離滅裂でもいいから音声を録音する。そして、それを「文字起こし」して文章の素材を生み出していくというものです。

とにかく、ここで言いたいのは、思いついたことをドンドンICレコーダーに入れていくってことです。


ICレコーダーがなかったら、スマホの録音機能を使ってもOKです。ドンドン声を入れていく。

このとき、気を配るべきは「きれいな日本語で話せているか?」ではありません。
「言いたいことが言えているか?」・「考えの核の部分があるか?」・「重要なコンテンツがその中にあるかどうか?」です。

ちゃんと「言いたいことの核」さえ語ることができれば、音声入力は成功です。


それを今度は、聞きながら文字に起こすんです。その時点では、支離滅裂で文章の断片のようなものですが、気にせず作業を進めます。すると、目の前に文字の塊が現れます。あとは、それを切り貼りしながら、文章を整えていけばいいんです。(^^♪



例えば、こんなふうに♪


『あー、あんときはよくわかってなかったな。入社して3年。ほんとに仕事がおもしろくなるのはそれから。3年経つと、何が売れて何が売れないか。お客さんの顔を見れば、わかるようになるから、結果が出せて余裕も生まれる。』


この独り言の中から「言いたいことの核」を取り出すと、


【3年も仕事をすると、心にも余裕が生まれる。お客さんの顔を見て接客できるようになる。「何が売れるか」が分かるようになって仕事も段々とおもしろくなる。】

となります。



このやり方は、遠回りのようで実はメンタル的にすごく楽チンです。


まっさらな原稿に一文字一文字書いて行くのは、骨が折れる作業です。


しかし、音声で入力してそれを文字起こししてしまえば、まず素材は手に入るわけです。あとは、それを整え、編集していくので、一から書くよりもず~~~~っと楽なんです。



いまは、「グーグルドキュメント」や「音声文字入力」など、自動的に音声を文字に変換してくれるツールもあります。その制度は日々進化しています。こうしたツールを活用することで作業の効率化を図ることもできるので「音声入力」おすすめです♪



「書く」に絶対のルールはありません。答えもありません。

大切なのは目標を達成することです。


目的が「誰かにこの思いを伝えたい」ということであれば、どんなプロセスを踏んでも良いと私は思うのです。

書き方に絶対の答えはありません。自分なりの「ライティングスタイル」を見つけてみて下さいね。








3.ネタを寝かせて熟成させてみるって何ソレ?

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メモや取材、音声入力によって素材を生み出したら、今度は少し時間を置いてみましょう。


ネタを寝かせて熟成させる。


「熟成」というのは、具体的にどういうことなのか?




ひとつは「ネタをふくらませる」ということです。


たとえば、下記のようなメモがあったとします。

『多くの人は「怒られたくない」と思っている。』



これだけでは、一発ツイートをしたら終わりです。しかも、そんなに反響もないでしょう。そこで、この一文をふくらませてみるんです。


ふくらませるときの魔法の言葉が存在します。それが、「つまり?」・「たとえば?」・「それで?」・「そもそも?」この4つです。


「つまり?」は抽象化する言葉。
「たとえば?」は具体化する言葉。
「それで?」は思考を前に進める言葉。
「そもそも?」は思考の根本を探る言葉。

※この4つを自分に問いかけてみるのです。





これを上記の一文に当てはめてみると、

多くの人は「怒られたくない」と思っている。

「つまり?」  → 人は恐怖に支配されがちだ。

「たとえば?」 → 仕事のミスを上司に報告しない。

「それで?」  → ミスを報告させるには「怒られない」
ことを保証すべき。

「そもそも?」 → そもそも「怒る」という行為は生産的
ではない。

こんな感じにまとめることができます。




ひとつの素材をこのように、色んな角度から問い直すことで、このようにネタを膨らませることができます。


もう一つの「熟成」は「ネタを整理する」ことです。素材は、たくさんあるのに、上手く文章が出てこないとしたら、思考の整理ができていないのかもしれません。



「書く」の前には「考える」というプロセスも大切です。しかし、多くの人ここを見落としがちです。考えながら書こうとすると、手は止まってしまいます。


ポイントは「考える時間」「書く時間」を分けることです。

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私は書く素材が集まったら、紙にプリントアウトして喫茶店に小一時間こもります。このとき、素材と真剣に向き合うために、スマホやパソコンは家に置いていきます。



素材を眺めながら「いちばん言いたいことはなんだろう?」・「この順番で書けば伝わりそうだな」などと、思考を整理していくためです。


スマホやパソコンを眺めながら考える人も多いですが、デジタル機器を使うと私の場合、ついついSNSを見てしまうので集中して書けないんです。


だから、私のおすすめは素材を紙にプリントアウトして持参することです。そして、思考が整理されたらデジタルに戻って文章を編んでいけばいいんです。
このアナログとデジタルを用途に分けて使うことも大切な「書く」テクニックのひとつですよ。(^^♪








4.書けない原因は「自意識」が9割ってマジ?

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さて、素材も集まりました。思考も整理できました。
それでもまだ、筆が止まってしまう人も中にはいます。

・「こんなことを書いてどう思われるだろうか・・・。」
・「炎上したらどうしよう・・・。」


そんなことをぐるぐる考えて止まってしまうんです。



対処法としては「書けないのは自意識が邪魔しているだけだ」と認識することです。
そこから、「いいから、書く」。これしかないです。




何故なら、書いて誰かに見せれば、次が見えてくるからです。


「あれ?以外にウケたな」・「うーん、これじゃ読まれないか・・・。」など、まず書くから次が見えてくるんです。


書くことはあるのに、書き始める前からウダウダ考えるのは時間の無駄です。
自分への期待が高いと筆が止まりがちになります。

頭の中に名文がパッと浮かんで、そのままスラスラ書けるような人になろうとしていませんか?


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再三言っていますが、そんなことができるのは一部の天才だけです。普通は、自分から出てきた文章のクオリティーの低さに絶望してしまいます。

ですが、そこでへこたれている場合ではありません。ここからが勝負なんです。


脳から出てきた素材という名の「粘土」をこねくり回して、何とかネタの形にしていく。そうやって、少しずつ文章を整えていけばいいんです。

自分の文章にがっかりするというのは、目指すところが高いんです。

だから、本当はいいことなんです。


理想に手を伸ばし、少しずつでも一歩前進していけば。

それでいいじゃないですか。そのこと自体に意味があると気づくことができたら、人として一皮剝けます。それは成長しているという証です。確実に進歩しているという証拠なので、続けることで、さらに成長することができるでしょう。これはマジです♪







おわりに:

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1.最初から【完璧主義】を目指さない!
2.音声入力で何が悪い?
3.ネタを寝かせて熟成させてみるって何ソレ?
4.書けない原因は「自意識」が9割ってマジ?
おわりに:



上手くいっていないものを継続して行おうとしても、気持ちがついてこないので全く書けない...。そんな上手くいかない状態が続くことがあります。

その対処法は、「いいから、書く」です。周りの目を気にせず、数をこなしてレベルを上げていく。

何故なら、書いて誰かに見せれば、次が見えてくるから。
「あれ?以外にウケたな」・「うーん、これじゃ読まれないか・・・。」など、書くから見えてくものもあるんです。今回は、このことだけでも覚えておいてほしいです。




今回の授業はここまで。最後まで読んで下さりありがとうございました!

今回の授業の内容を復習することで、最初は拙いかもしれませんが、日を追うごとにドンドン文章を書けるようになっていけるでしょう。人と比べる必要はありません。自分のペースで学んでいくことが大切です。明日は、今日よりも1ミリ成長していきましょう。(^^♪


さて、次回の投稿は、クリスマス12/25日(日)AM6:00に【書く瞑想】という特別な記事を投稿致します。これは、私が書けるようになってから今日に至るまで毎日続けているルーティーンの1つです。コレ凄いです。マジで。

たまたま知る機会があって、コレを知ることができて、本当に良かったと思っています。

今回、クリスマスということでいつも読みに来てくれるあなたに特別に教えちゃいます。(^^♪

私からの特別なプレゼントを是非、あなたの時間が空いた頃にでも、受け取りに来てください。

このプレゼントを受け取ることで、さらに「書く」ことに対するモチベーションが爆上がりしていくことでしょう。

ご来訪お待ちしております。
それではまた。
                                以上

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