お疲れ様です。
口コミ塾の泰(ヒロ)です。今日も来てくれて、ありがとうございます!
まず、はじめにまたちょこっとお話ししてから、今回の内容に移っていきたいと思います。今回の内容は、前回の後書きで話した通り、「書く」前の「取材」云々について根掘り葉ほりしていきたいと思います。なので、少しだけお付き合いください。(^^♪
はじめに:
「書く」の前には、「取材する」が必要です。
ネタがなければ、お寿司が握れないのと同じように、ネタがなければ文章も書けません。取材をして、ネタを仕入れないと「さあ、書こう」と思っても書けないんです。
当たり前のことですが、ここで止まっている人が実はかなり多いんです。
なので、書けないと嘆く前に「きちんと取材をしたかな?」、「ネタはあるかな?」ということを確認しましょう。(^^♪
また、よく「どう書くか」にこだわる人がいます。「どういう表現が良いかな」や「どうすれば綺麗な日本語になるかな」などと、悩んでしまう人です。
しかし、そこに悩む時間があるなら「何を書くか」というネタにこだわりましょう。ぜんぜん面白くないことを一生懸命きれいな言葉で書いても、そんなに読まれません。
面白くないものがおもしろくないまま届くだけです。
きれいなだけの文章は、読みやすいかもしれませんが、スーッと流れて行ってしまいます。それならば、多少、日本語がおかしくても文法が間違っていても、中身が面白いと読者にビビビッと響くんです。(^^♪
面白い文章は、中身がおもしろい。
おもしろくない文章は、中身がおもしろくない。
ただそれだけの話なんです。
もちろん、書き方でおもしろくする方法も色々ありますが、それはあくまで最後のテクニックです。まずは、ネタがおもしろくないとおもしろい文章は書けません。だから、まず何を書くにしろ、「取材」に力を入れる必要があるんです。(^^)/
「取材マインド」を身につけよう!
「取材する」といっても、普通の人が新聞記者のようにICレコーダーやカメラを持ち歩けと言いたいわけではありません。
「これは取材なんだ」というマインドを持っておくだけで大丈夫です。
例えば、ラーメン屋さんに入ったときに、取材マインドがなければ、普通に食べて帰ってきます。すると、こんな文章になるでしょう。
『今日はラーメンを食べた。おいしかった。」
もちろん、備忘録や日記に書くのであればこれでも良いのですが、人に読んでもらいたいのであればこれではダメです。
そこで発動するのが「取材マインド」というものなんです。
「これは取材なんだ」と思いながらラーメン屋さんに入れば、色々なことに気づきます。すると、書く文章にも以下のような変化が現れます。
『すごくおいしいラーメンだった。ただひとつ気になったのは、出された時に店主の指がスープに入っていたことだ。』
『そのラーメン屋には「人生は濃厚なスープ」という格言が貼ってあった。なぜラーメン屋は格言が好きなのだろう。ただラーメンを食べたいだけなのに、人生論までもらった感じがした。』
上記のように、一味違った文章を生み出すことができます。
取材マインドがあれば、ラーメン店の選び方も変わってくるかもしれません。
例えば、日高屋のチェーン店ではなく、商店街の外れにある寂れたラーメン屋を選んでみたり、いつ見ても誰も入っていなくて、店主がずっと新聞を読んでいるような店など。そういう所にあえて入ってみる。これは私の経験談でもありますが、「なぜか手伝わされた」や「追い出された」みたいなことがあって、最高のネタになること間違いなしです。(^^♪
ものごとに敏感な人は「取材」に向いている
「ものごとに敏感な人」、「神経質な人」、「違和感を抱きやすい人」は、根っからの取材マインド持ちの可能性が高いです。
逆に、「何を食べても、何をやっても、なんとも思わない」、「世の中になんの感情もない」という人はネタを見つけるのが難しいかもしれません。
いちいちイライラする人や細かいことが気になる人は、生きづらいかもしれませが、それをアウトプットすれば立派なネタになります。ふと感じたことについて、いちいち立ち止まって考えることも大切なことです。
例えば、「ゴッホ展」などの美術館に行くと入ってすぐのところに「はじめに」のような長々とした文章が書いてあります。
ゴッホは何年に生まれて、なんとか財団に協力を得て、どうのこうのと書いてあります。それを5~8人くらいで囲んで読んでいるんです。
私は「・・・・あれ、意味なくない?」と思うのです。
絵をみんなで囲って見ているなら分かります。でも、文章なら紙に書いて配ってもらえば手元で読めるし、大体の場合、入り口で小冊子を貰えて、そこに大体作者の生き方みたいなのが載っているものです。
でも、「せっかく入場料を払ったのだから、隅々まで読んで元を取らなきゃ」という人も少なからずいるのではないかと私は踏んでいます。
こんな感じで「これって意味あるのかな?」という疑問が浮かんだらメモを取りましょう。
違和感があってもそのまま受け入れてしまうと、それは自分の「常識」になってしまいます。すると「取材マインド」は消えてしまいます。
気づいたことを書いて発信すればネタにもなりますし、共感者がいれば本当に改善されるかもしれません。そうなると、毎日が楽しくなってきますよ♪
ネガティブ感情は「昇華」させてネタにする
ネガティブ感情は抱かない方がいい、などと言われています。もちろんそれも一理あるかもしれませんが、私たちも人間ですから。
どうしたってネガティブになってしまうことだってあります。怒り、悲しみ、嫉妬などの感情を抱くのは仕方ありません。
ただ、ネガティブな感情はものすごいエネルギーを持っています。だから、私はそれをうまく利用すればいいと考えています。
ネガティブな感情をポジティブに転換してネタにすればいいんです。
腹の立つことがあったり、悲しいことがあると、すぐにツイッターに書き込みたくなります。でも、それをそのまま垂れ流してしまうと、見られはするけど「いいね」は付きづらいでしょう。
むしろ「あの人キレやすい人なのかな」、「精神不安定だな」と思われて終わるだけです。フォロワーも増えないし、良いことなんてありません。逆に、同じようなネガティブな感情の人が寄ってきて「クソリプ」を食らってしまいます。
人は、ネガティブな発言に時間やお金をわざわざ費やしません。
じゃあどうすればいいのか?答えは簡単です。
そこで、ネガティブをポジティブに変換して発信すればいいんです。
嫌な奴に出会ったら、その人を反面教師にして教訓にすればいいんですよ。
例えば、つねに不機嫌な上司がいたとしたら「不機嫌な上司がいてウザい!」と書くのではなく【上機嫌な職場の方がうまくいくよね】というように、ポジティブな発言に変換してから発信すればいいんです。(^^)/
こうすれば、ネガティブなことを語ることにはならないし、共感もされやすいでしょう。なかにはツイートを見て「きっと不機嫌な人に出会ったんだな」と気づく人もいるかもしれませんが、不快には思われません。
ニュースを見て、突発的に「これムカつく!」と思っても一晩置きましょう。すごく腹の立つことがあっても一旦置く。そして、ポジティブに変換してから発信するんです。
実は、ネガティブから始まるコンテンツは、いいコンテンツになる可能性が高いです。
なぜなら「本音」だからです。
本音には熱がこもります。感情のないところから無理にコンテンツを作ろうとしても、「それっぽい」、「上っ面」な文章になってしまいます。
しかし、ネガティブな感情のようにもともとエネルギーがあれば、それをポジティブに転換するだけできちんと熱のこもったいいネタに昇華するんです。
ネガティブは、すごくいいきっかけです。何か事件があって、それをそのまま言う人は素人です。それを「昇華」させ、価値のあるコンテンツに生まれ変わらせることができる人。これこそが、一流の「書ける人」です。この小さな違和感をそのままにせず、ポジティブに呟ける。これこそが、他の人よりも「書く」で優位に立てる特異点なんです。(^^♪
おわりに:
・はじめに
・「取材マインド」を身につけよう!
・ものごとに敏感な人は「取材」に向いている
・ネガティブ感情は「昇華」させてネタにする
・おわりに
今回の授業はここまで。
今回の授業の内容を復習することで、最初は拙いかもしれませんが、日を追うごとにドンドン文章を書けるようになっていけるでしょう。人と比べる必要はありません。自分のペースで学んでいくことが大切です。明日は、今日よりも1ミリ成長していきましょう。(^^♪
さて、次回の投稿は、火曜日PM21時ー22時の間に行います。内容としましては、取材を楽しくする3つのポイントを踏まえつつ、「ヒアリング」の技術についても触れていきたいと思います♪
是非、あなたの時間が許す隙間時間にでも読みに来てください。
ご来訪お待ちしております。
それではまた。
以上