大人のイジメについて考える

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コラム

台風が去って、また気温が上がってきましたね。
皆さん、お互いに熱中症に気をつけながら過ごしましょうね!

こんにちは、nicoです(^^)

今日はうつ病との関連が深い【イジメ】をテーマに書いてみます。

イジメと聞くと、すぐに思い浮かぶのは学校での生徒によるイジメが思い浮かびますね。不登校や自殺に関わる重大問題です。

ちなみに、私は小学生時代にクラスのボス的男子生徒に目をつけられてことで仲間ハズレにされ、ボス生徒派と私派にクラスの輪が2分された経験があります。理由は、ボス生徒が嫌いな人と私が仲の良い友達だったことが気に入らなかったそうです。。なんとも、くだらないっ!笑


それはさておき、
今回は学校などでの子供のイジメではなく、【大人のイジメ】について考えていきましょう。
残念ながら、年齢を重ねても全ての人の精神が成熟し、「大人はイジメをしない」なんて事はありません。社内、学校教員間、ママ友関係、家庭内など、
イジメは多くの場所に潜んでいます。

テレビ番組で「痛快TV スカッとジャパン」というバラエティ番組がありますね。嫌がらせを受けた後に、それを解消させる(スカッとする)出来事が視聴者の体験談として紹介されるものです。
この番組が人気な理由は共感を生むことにあるのだと思います。共感できてしまう現状があります。
番組が成り立ってしまうほど、そのような嫌がらせが日本社会に溢れているのは何とも嘆かわしいことかと思われます。
そして、番組のように毎度スカッとする出来事が起きるとは限らないのです。

あなたはイジメはなくなると思いますか?

医学博士の吉田たかよし氏は、
「人間を含めた脊椎動物の多くは、弱い個体を集団より排除することで生贄を捧げ、種族を生存させようとする本能に基づく行動がイジメに関与している」
と主張されています。
つまり、人間はイジメをするものと考えるのが自然ということです。

脳科学の見地からはイジメをすると快楽物質であるドーパミンが分泌され、徐々に同じ刺激では物足りなく感じ、よりエスカレートしたイジメをすることで快楽を求めてしまう依存状態へと進んでしまうようです。

また、野口嘉則氏は著書「3つの真実」の中で、世の中は【愛】と【恐れ】で成り立っていると主張しています。
このことから、イジメの根源にあるものは【恐れ】と考えると私は納得がいきました。

自分の立ち場を脅かす存在にならないか?
自分の子どもに悪い影響を与えるのではないか?
相手の得体が知れない・・・

私の小学校時代の件は、ボス生徒が「自分の嫌いな人と遊ぶ私が、いずれ結束しあって自分の立ち場を脅かすのではないか?」という恐れを抱いたことで、排除しようとする本能が働いたのだと解釈しました。

ヒトは漠然とした不安感や不全感がある時に、イジメを通じて相手をコントロールすることにより偽りの全能感を味わうことで不安から逃れているようです。そんなくだらないことに我々が付き合う道理はありません。

イジメにあった場合は、まずは相手を付け上がらせないこと。
嫌なときはNO!と意思表示をすること。

そして視野を広げること。あなたの世界は、そこが全てではありません。
一歩、会社や友人関係から身を引けば、全く異なる世界が広がっていることに気づくこと。

そして、上司や相談センター、家族や友人に相談すること。
「我慢するしかないね」など、良いアドバイスがもらえない事もあるかもしれません。

それならば最終手段、逃げることです!
そんなやつがあなたの幸せを奪う権利を持っているはずがない、
構うだけ無駄です。

以上!








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