8月に入って、子どもや義姉の帰省もあり、
家族でお酒を飲む機会が増えました。
お酒を飲むと、義母はよく話します。
普段は一人なのでお酒を飲まないのですが、
家族が集まると、楽しいようです。
義母が幸せそうに話すのを見るのは、
私も子どもたちもみんな好きです。
死んだ義父と一緒に農業をしてきて、
孫(私の子ども)を育ててくれた義母に感謝です。
78歳の義母は昔からとても明るく、チャーミングな女性です。
農業をしていた女性と思えないくらい、おしゃれです。
今も変わらず、元気なのが何よりです。
そんな義母は
若くして、好きでもない父と結婚をさせられたとよく言います。
本当は、違う人が好きだったとか・・・
でも、最後は死んだ義父に感謝しているということで締めくくります。
夫婦仲が良く、言い合いするところも見たことがなかったのですが、
実はお互い、心の中に忘れられない人がいたようです。
浮気したり、不倫したりはなかったようですが多分)
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夫婦って
お互い別々の人生を歩んでいて、
あるとき巡り合って、
そして、愛をはぐくんで、結婚する
子供ができて、孫が増えて、
ひ孫までできるかという歳になったとき、
そして伴侶が死んでしばらくした後、
自分の人生を振り返るのでしょうjね。
そこに、昔の好きな人がひょっこりと現れて、
心の中をいっぱいにするのでしょうね。
子どもたちは
老いた親の昔の恋の話を聞くことに、
耳を塞ぎたくなるかもしれません。
しかし、
話したいと思ったときに
聴いてあげるのが、子どもの務めでもあるかと思います。
夫、義姉、嫁の私で、
義母の昔の話をずっと聴いています。
私は普通に聴いてるのですが、
子どもたちはどうなのでしょうjか?
年老いた母は親が女だったと思うと
ちょっと、嫌な感情があるかなとも思います。
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高齢になってくると
人生を締めくくるために
昔のことを思いだします。
その時に、
心を寄せて話を聴いてくれる人がいると、
気持ちの整理ができ、穏やかになります。
恋バナでも、おんなじ話でも、失礼な話でも
全て肯定的に聴くのがいいと思います。
それはその人の過去の人生で変えられないもの。
否定したところで、どうしようなく、
今後、嫌な感情だけが残ります。
親の介護は身体面だけではなく、
人生を穏やかに締めくくれるように、
話を聴くのが大切だと思いました。
私は年老いた時、誰を思い出すのでしょうか。
推しの彼かな
/
あなたの忘れられない恋人の話を
ぜひ聞かせてください
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今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
「 ナース❤︎本堂みくの
心と体の保健室 レター 49通目 」