こんにちは。
使いやすい収納のタイプが家族によってバラバラだったときのお話の続きです。
おススメした方法は以下の3つ。
・個人の私物は個人のスペースに
・共用部分は「かたづけが苦手な人」に合わせてみる
・文字情報と、色形情報を同時に使いこなす
今日はこの中から、共用部分は「かたづけが苦手な人」に合わせてみるです。
さて、あなたのおうちで、家族みんなが使う共有部分の管理をしているのは誰ですか?
理想を言えば、家族みんなが使う場所なので家族みんなで管理できるとよいですよね。
が、現実はファミリーならママ、お母さん、がその役割を担っていることが多いのではないでしょうか?
(ちなみにわが家は片づけはみんなで、掃除は平日は私、休日は子どもが分担しています)
片づけが得意なママだったり、かたづけ好きなお母さんだったりすると、お部屋はいつもきれいかもしれませんが、ママの負担が大きかったり、ママ以外モノの場所を把握していないということがよくあります。
かたづけサポートや講座をする中でも、「私ばっかり片付けている」「家族が片づけてくれない」「いつもモノの場所を聞かれる」などの相談がとても多いです。
今日は「片づけが好きな」「片づけが得意な」あなたのやり方は家族にとっては「わかりにくい」のかもしれませんよ、というお話です。
これ、実は片づけが好きじゃない、得意じゃない、という人も一緒です。
あなたが「わかりやすい」やり方は、他の家族にとっては「わかりにくい」ことがあります。
あなたが使いやすいと思って置いているものの場所。
背の低い人が届かない場所や、背の高い人には取り出しにくい場所ではないでしょうか?
あなただけが使うものは取りやすい場所にあるのに、家族共有のものは取り出しにくい場所にありませんか?
家族共有のものなのに、置き場所が周知されていなかったり、コロコロ変わったりしていませんか?
家族が使うものの収納は、家族の中で一番片付けが苦手な人に合わせる。
「あの子(人)はいっつも出しっぱなしなんだから!」
「いつもあれどこって聞いてくるんだよね」
そんな家族の使いやすさを考えることで、家族で暮らす家の収納が快適になるかもしれません。
まずは、家族の様子を観察してみてくださいね。
それでは、片づけで楽しい暮らしを。