『ママ』であるまえに 私は『emiko』です

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コラム
こんにちは。emikoです。
梅雨入り前の快晴(というかギラギラお天気)の日曜日です。
みなさん、いかががお過ごしでしょうか。

今日は、サービス内容とはちょっと外れて【ママ×デザイナーを選んだ理由】を書いてみました。

「主婦がデザイナーになるために勉強して始めたんでしょ?」
と思われるでしょう。
結果としては間違ってないですが💦別にデザイナーでなくてもいいし、ママだけやっていてもいいんですよ💦
でも、私は行動したんです😊その部分を書いてみたので、お時間がある方は覗いてみてください。

私は小さい頃から海外に憧れていました。綺麗な場所✨🏰かっこいい男の人😎綺麗でピンヒールを履いて歩く女性✨今でも憧れています!

社会人になって初め行った海外旅行は「台湾」。
ツテで知り合った現地の人を頼って、終日フリープランのツアーに申込をして行きました。1人で!親に内緒で←絶対反対されるから(笑)

その頃、仕事で色々あって悩んでいたんですが、台湾に行って「なんて自分はちっぽけなんだ」と感じました。世界はなんて広いんだと。住む国が違えば価値観も違っていて、親や社会に散々言われてきた「常識」は一体なんだったんだと。

日本に帰って「ワーキングホリデーに行く」と決めました。やらないで後悔したくない!って。それだけを目標にやってたんですが、ちょっと無理がたたって心身共に壊してしまって泣く泣く断念。

そんなこんなありまして、回復して数年後、今の旦那さんと出会って結婚→出産→育児期間に突入しました。

出産→育児 は本当に壮絶です。発狂もんです。いつ自分が壊れてもおかしくないくらいな状況です。綺麗な格好したママが、可愛い服を着せた赤ちゃんをにこにこしながら抱いている、、なんてことはありません。

1日2時間おきの授乳。だから24時間のうち12 回は授乳です。朝晩問わず。もちろん眠れません。自分のご飯も食べれません。ご飯より寝たかった。
睡眠不足に加えて食事もままならず、自分のお風呂も5分以内で終わらせて、睡眠時間を少しでも取りたいからインターフォンの音を切り、子供が少しでも長く眠れるようにカーテンを閉めていた毎日。←長女はカーテン閉めてもきっちり2時間で目覚めてましたけどね💦

実は、私 ワンオペママです。13年目です。

旦那さんは出張でほぼ家に居ません。実家も義実家も遠方なので、私1人で全てをやっています。←自慢してるわけじゃないのですが💦

なので、本当に辛かった😅見知らぬ土地での生活だったので、友達も居ないし相談するにしても誰に何を相談していいのかもわからない。ただひたすら、子供が泣いたら対応する毎日。

そして、日々自分の世界が小さくなっていきました。
テレビを観る時間もなく、1日中授乳→オムツ替え→寝るの繰り返しなので、世の中が今どうなっているのかなんて分かりませんでした。
それだけで疎外感です。こうやって産後うつになっていくんだなって思います。

私も、子供がだいぶ大きくなってから知り合った福祉関係の友達に、当時の育児中の辛さを話していたら「それはもう産後うつっていうんだよ。そこまできてたら危なかったよ。相談していいんだよ!」って言われました😅

 世の中のお母さんへの産後ケアは本当に大切なので、国はもっと目を向けて欲しいです。育児をしたことがあって、育児がどれほど壮絶なことなのかを知っている人が取り組んで欲しいです。

話が逸れてしまいましたが、そんな育児期間を経て、子供たちが少し大きくなって旦那さんや義実家の両親に言われたんです。「良いママね」って。
「家のことも子供のこともちゃんとやってる良いママね」って聞こえました。
悪いことではないし褒め言葉ではあるんですが、なんか違和感がありまして、でもその違和感が何なのか分からなくてモヤモヤしてるだけでした。

その頃、末っ子が入園間近になって、入園キャンセル→療育を勧められました。その時はこのことで頭がいっぱいでモヤモヤは忘れてました。

その後無事に末っ子が入園できて、療育との掛け持ちもしないでいけるようになったとき、またモヤモヤが出てきました。

「ママ」として褒めてくれる。でも感謝はされど、どこか「親なんだから当たり前でしょ」みたいな空気感。

あれ?私「ママ」だけ?

何気につけてたテレビで流れていた海外の映像。
綺麗な場所✨🏰かっこいい男の人😎綺麗でピンヒールを履いて歩く女性✨

あれ?私何か忘れてる?

映画でも観ようかと検索してたときに「プラダを着た悪魔」を見つけて「今観ないといけない気がする」って思ったんですよ。
映画をみて思い出しました。

私、自分の「やりたいこと」をやってない!いつも途中で終わってた!

そして「良いママね」で覚えた違和感もはっきりとしてきました。

私はママだけどemikoだ!「ママ」だけで終わりたくない!

どこかで「子供が産まれたらママをしっかりやる。家で子育て。旦那さんが帰ってきたら休ませてあげる。妻をする」みたいな構図を作っていたんですね。自分の母親がこうでしたし、それが当たり前なんだと。

そんな自分の常識は忘れよう!

それからコソコソと動いてた時、旦那さんから「ママさんも好きなことやりなよ」って言われて「じゃあ!パソコン買っていい?illustratorとPhotoshopがインストールできるやつ!」って食いついたら「は?えっ??どういうこと? 」ってビックリされました😅

私がやりたいこと、もっと勉強したいんだってこと、やらないで後悔したくないんだってことを話してパソコンを買い今に至ります。

もともとIllustratorやPhotoshopで何かを作るのが好きだった(前の会社<アパレルメーカー>で企画書や提案書作りのお手伝いをしていました)ので、時間を忘れて手を動かしてました。

ひたすら手を動かしてデザインを学んで、いざデビューしようと決めた時に「どんなデザイナーになろうか」と考えました。その時に思ったのが

私はママだけどemikoっていう人物です。
だから「emiko」として活躍していきたい!
でもデザイナーだけに染まることはできない。だって「ママ」だから。
子供が大きくなって結婚して私がおばあちゃんになったとして「ママ」には変わりないですしね。

「何言ってんの?」「だから何?」って思いますよね💦すみません💦

要は
「ママ」と呼ばれる存在だけど、一人のデザイナー「emiko」として生きていきたいということです。

やりたい事は、いくつになってもやればいい😊
おかげ様で【ママ×デザイナー】の生活はとても充実してるし、デザイナーデビューして色んな人達とも繋がれたので刺激的な毎日です。

こんな私を頼ってご依頼していただけるお客様と、素敵なご縁があることを日々楽しみに待っています。
最後まで読んでくれてありがとうございました😊
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