お酒を手放す前にあなたが手放すものは人間関係かも

記事
コラム
あなたは今お酒が辞められませんか?

お酒で苦しんでいますか?

あなたの苦しさを助長しているのは誰かとの人間関係ではありませんか?

あなたは優しくて、人間関係の悩みをお酒にぶつけていませんか?

。。。

アルコール依存症は進行性の病です。

みんなでわいわいお酒を飲む、楽しいから飲む、という行為に比べて、
ストレスをぶつける、緊張をほぐすために飲む、というようにアルコールを薬のように利用すると依存症になりやすい傾向があります。

あなたが誰かのせいでお酒を辞めることが出来ないのだったら、自分を痛めつける行為であり、結果としてあなたを思ってくれる家族や大切な人に心配をかけてしまうことになります。

私の話になりますが、私は発達障害(ADHD、自閉症スペクトラム)と診断され、またHSPでもあります。
HSPは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略称で、周囲に対してとても敏感で、些細なことで傷つきやすい傾向にある性質を持つ人のことを言います。

HSPは人間関係のトラブルに巻き込まれやすいです。相手の事を尊重しすぎて、相手から攻撃されていても言い返すことができません。
また、攻撃者たちは、弱い立場の人、弱っている人を見抜いて狙ってきます。
しかも相手は自分が悪いとは思っていないので、言い返して分からせようとしたり、相手を変えようとしても無駄です。

私はアルコール依存症と正式に診断されて入院する前までは職場の人間関係で振り回され、悩まされ苦しみましたが、「仕事の人間関係の悩みは誰にでもあることだから」となかなか相談することも出来ず、相談しても愚痴止まりになって解決にはいたらないまま、ストレスをお酒にぶつけ、依存症の症状が悪化してしまい入院に至りました。

また入院後も最初はうまくいっていたのですが、自分に好意をもつ男性の依存症患者が自分を攻撃していることに気づいたものの、対処することが出来ず、自分が治療施設を去ることになってしまい、再飲酒からの再入院を繰り返しました。

アルコール依存症の治療は集団療法が基本ですが、圧倒的に男性が多くシングルの人も多いので、女性で比較的弱年齢の方は、気を付けたほうが良いです。
アドバイスをしてあげる、困っているから助けたいなどと甘い言葉を吐いてこちらを支配しようとしてくる人もいます。

私も当時は視野が狭くなっていて、明らかに危険な相手でも、トラブルにならないように接したあげく疲弊しました。また、相手が自分事をコントロール出来ないと分かると一方的に暴言を吐かれて傷つきました。
相手が断酒がうまくいっていない場合は、依存症により精神的に不安定なことも相まって酔いに任せて攻撃されることもあります。そんな時相手は攻撃したことを覚えていません。

私はその後、煩わしい人間関係を手放し、あるいは距離をかなり離したことで、断酒が出来ており、自分の人生を歩むことが出来ています。
自分の人生を生きていると感じれ、目標があるからこそ、これまで悩まされていた強い飲酒欲求も出てきません。

ある特定の人は、相手をコントロールするために、自分がいなければあなたは生きていけない、損をするというような言葉で縛り付けようとしてきますが、それは全てウソです。
行動を伴わない言葉ばかりの人と疑うのであればあなたの感覚は間違っていません。すぐに縁を切りましょう。
縁を切るのは痛みも伴いますが、絶対に切った方があなたの幸せに繋がります。断酒も成功する確率がグンと上がります。

一つの人間関係を手放せば、新しい人間関係が手に入ります。もちろん、ただ待っていても手に入るわけではないですが、人間関係で悩んでいた時間、その人のことで疲弊した精神状態から開放されることで、新しいことにもチャレンジする意欲が湧いてきます。良いと思ったことはどんどんチャレンジした方が良いです。ポジティブなメッセージをくれる人、相手の事を思いやってくれる優しい人を見つけましょう。新しい場所にはあなたに合った良い人がいます。


アルコール依存症は人間関係の病とも言われます。
生きづらいと感じている人が多いのです。

あなたもまた、アルコール依存症から回復しない限り(断酒を継続し精神的、社会的に安定しない限り)、誰かの力になることは出来ないのです。
治療の途中にいると、つい焦ったり、アルコールで無駄にしてしまった時間やお金を取り戻そうと必死になったりすることもありますが、失敗することが多いです。依存症の症状を悪化させたり、トラブルを大きくしたり、そうでなくてもやろうとしたことが徒労に終わる事が多いです。

今はまず苦しい人間関係を整理し、断酒(軽度のアルコール依存症の場合は節酒の選択肢もありますが自己判断せず医療機関の受診をおすすめします)を続けること、お酒以外の楽しみやストレス発散の方法を見つけることが大切だと私は考えます。

もしアルコール依存症の治療や人間関係のトラブルについて分からないことやお悩みがあれば私の経験からお手伝い出来ることがあると思いますので、出品サービスを見ていただけばと思います。




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す