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論理の主張ではなく、相手の心がどう動くかを考える
記事
ビジネス・マーケティング
チームづくりのエキスパート☆荒川 佳大
2022/10/16 12:20
仕事でのコミュニケーション。相手に何かしてもらいたいとき、どうしてほしいのか、なぜそうすべきなのかを論理的に説明することが多いと思います。
そして、うまく説明できると自分は気持ちいい。その論理の完成度が高ければ高いほど、反論されずそのまま通るから尚更気持ちいい。僕もそうです。
でも、このやり方。行動を起こす相手にとってはどうでしょうか。
完璧な理屈を説明されて、だからあなたはこう動くべき???
完成度が高すぎて、反論できないし、自分の意見を挟む余地もない。言われたまま、ただ行動するしかない???
面白くありませんよね。人は、基本的に、自分の行動を自分で考えて決めたいのに、その気持ちを全く考慮していないからです。
それよりも、完成度は80%か90%にしておき、相手に意見を言ってもらって、その意見を反映させることで100%にする。「ここをどうしようか迷ってるんだけど、どう思う?」というように、特定のポイントに誘導するのもよいかもしれません。行動してくれる相手がいたから100%の内容になった。
そして、実際に、「あなたのお陰で完成度が高まりました。ありがとう」という感謝の気持ちで相手に接する。
いかがでしょうか。
相手に何かしてもらいたいとき、相手の意見を反映させる余地を少し残しておくとよいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
#相手の気持ち
#心理
#論理
#自律するチームのつくり方
チームづくりのエキスパート☆荒川 佳大
自律するチームづくりのエキスパート / 50代後半 / 男性
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