欲しているのは、答えではなく、自分で考えるためのヒント

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ビジネス・マーケティング
部下が「どうしたらよいのかわからない」と相談に来るとき、その部下は、「答えを教えてほしい」と口では言うかもしれません。
でも、そのとき、その部下が本当に欲しいのは、答えではなく、自分で考えて答えを見つけるためのヒントなのかもしれません。


次の2つのケース、

①上司から答えを教えてもらってその通りに実行してうまくいった場合と、
②自分で考えて答えを見つけ、それを実行してうまくいった場合と、

自分であればどちらが嬉しいでしょうか?


②のケースについて、もう少し掘り下げてみたいと思います。
「どうしたらよいのかわからない」ということは、その人にとっては難しいテーマということです。

その難しいテーマについて、自分で考え、模索しながら答え(進め方)を見つけ、上司に提案する。上司がその提案に賛同してくれたら「やったー」と思い、勇気が出る。

そして、それを実行して、それがうまくいったら自信になる。
たとえうまくいかなくても、自分が考えて実行したことであるため、素直な気持ちでたくさんの学びを得ることができる。


いかがでしょうか。

部下が「どうしたらよいのかわからない」と相談に来たとき、その部下がどこでどう行き詰まっているのかを聞いた上で、答えではなく、考えるためのヒント(着眼点)を伝えてあげるとよいかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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