意見は固執するものではなく、高めていくもの

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ビジネス・マーケティング
時々、何を言われようと自分の意見を曲げずに押し通すことに一生懸命になっているメンバーを見かけます。そして、そういう人に限って、自分の意見が通らないと機嫌が悪くなったり、ふさぎ込んだり。


自分の意見を持ち、関係者に理解してもらえるよう説明することは大切ですが、人の意見に耳を傾けようとせず自分の意見を無理に正当化することにどれほどの意味があるというのでしょうか。
場合によっては、意見修正に伴い、資料の作り直しや関係者への再説明が必要になって大変になるかもしれません。しかし、(仮にその場は押し通せたとしても)筋の通っていない意見は、後々どこかで修正されるものです。

むしろ、自分が気づかなかった視点の意見が出たときは、それを素直に受け入れ、より良い意見に高める方が成長できますし、周りとの関係性も含め、本人にとって一番得るものがあると思います。それに、そもそも大切なのは、誰の意見が通ったかではなく、”意見の内容がどうか” ではないでしょうか。

「その人の"意見"はその人の"人格"とは全く関係なく、関係者からいろいろな意見を引き出すための “たたき台” だと思って提案すると気が楽になるよ」、「いろいろな意見を出すからお互いに高め合えるんだよ」、「同じ打ち合わせの中で、他の人の意見を聞いて自分の考えが変わったら違う意見を言ってもいいんだよ」と本人にアドバイスしてあげるとよいかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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