【Excel/VBA】VBAは今後陳腐化するのか考える

みなさんこんにちは。

イプシロンです。

いきなりですが、

私はVBAが大好きです。

なぜなら、Excelをいじり始めた高校生～大学生、

簡単な表計算から門を叩き、

SUM関数やIF関数、COUNT関数やVLOOKUP関数と

関数を使いこなすことでステップアップを実感し、

自動化できるマクロの存在を知り、

VBAに興味を持ち、ごりごりコードを書くことに時間を溶かし、

Webスクレイピングにも首を突っ込むという人生を歩んでおります。

社会人&SEとして10年以上時間が経ちますが、

初心を忘れないという意味でもVBAには触れていきたいと考えている今日この頃。

(根性精神論的発想&プログラミングの基本も詰まってるという思想。)

しかしながら、日進月歩の世の中。

Youtubeを見ると「Python」や「Power Automate」など、

Office系ソフトもノーコードで扱える昨今。

2009年からエンジニアとして働きだしてきた私も、

「VBAなんてお遊び言語や」

「VBAなんてちょろい、かんたんや」なんて、

軽視、揶揄されており、風当たり強し。

本当にそうなの？

VBAの食い扶持は減少傾向にあるの？

本気で考えてみました。

結論としては、、、

うむ！そうだと思います！！！

理由として、以下の3点が考えられます。

1.チーム開発には不向き

2.VBAエンジニアの単価が安い

3.やっぱりかんたん

かと、思います。

チーム開発の根幹であるGitにVBAは取り込めますが、

コンパイルはエクセル起動で実行するので、

手間がかかり、形的にはグループ開発はできるものの、

やっぱり不向き感は否めない。。

エンジニア単価も安く、しまいには、某プログラミングスクールでは、

科目としても取り扱われない立場。。。

言語としては教育コストが低いので、

新しく学ぶよりは、汎用的なプログラミング知識があって、

第二言語として、手を出すほうが近道だったりします。

そうですよね。

そう思いますともごもっともｗ

とはいえ、需要は必ずあります！！！

私、2018年から2年ほど都内の某学校法人で事務職員として

働いていた経験があります。

そこでは、Excel、Word、PowerPointをメインで取り扱っており、

人間が必要以上に手作業していることが当たり前でした。

そこで、VBAを使用して、手作業部分を自動化するツールを

個人的に開発し、職員内部で活用できるよう試みました。

その結果、

Excel、Word、PowerPointが自動化できること自体、

存在を知らず、理解していただけないようで、

最初は賛同してもらえませんでした。。。

時には、開発中のVBE画面を見て、

「何その画面？仕事に必要なの？」と言われる始末。

実際、自動化してツールの動きを見てもらい熱弁すると。

「ふーん。」で終わりましたw

それでも、ツール開発はやめずにいくつもツールを開発し、

そのツールを今も使用していただき、

業務の一部をRPA化していただいているようなので、

少しは受け入れられていて、効率化できていると自負しております。

話は戻りまして、需要の話になりますが、

Office系ソフトが自動化できること自体認識されていない組織に対しては、

やはりVBAは需要があり、学習コストも低いことから、

学ぶメリットは十分にあると考えます。

そのような組織が、Pythonエンジニアや、

PowerAutomateをすぐに求めるとは思いませんし、

自動化の一歩を踏み出すのはVBAを使用したマクロ開発に意識が行くと思います。

そして、組織の中に、VBAが組める人がいるのといないのでは、

物の見え方は変わってきます。

それに、VBAも正真正銘のプログラミング言語です。

極めれば、需要はまだまだ存在します。

そういった意味でも、私はこれからもVBAを突き詰めていきたいですし、

まだまだ未来は明るいと思っております。

そして、事務職員としてステップアップを考えている方は、

是非、VBAの世界に踏み入れることをオススメします。

RPAの世界はここから始まります。

Hello World

最後まで読んでいただきありがとうございます。

では ﾉｼ