医師、介護施設の責任者と結託して、裕福な高齢者を騙し
財産を根こそぎ奪っている悪徳後見人が
次のターゲットにしたのが、実は大物マフィアの母親だったもので
大騒動になるというこの映画
パーフェクトケア(原題:I Care a Lot )
見たかった映画の1つで先日レンタルして見ました。
この主人公がとにかく、自信家、頭がキレる、知識も豊富で
自らを「雌ライオン」と言うだけあって、相当に気も強い。
馴染みの医師に都合の良いように診断書を書かせ
仕事が出来るので裁判所からの信頼も厚く
思い通りに自分を後見人として指名させる。
そしてターゲットを介護施設に送り込み、後はやりたい放題。
ターゲットの家財道具を売り払ってセレブ生活を楽しむという・・・
見ていて本当に腹の立つ主人公なんです!(苦笑)
最後に驚きの展開が待っていましたが!
でも、主人公の都合の良いように処理される様子は
見ていて怖くもありました。凄い現実的というか・・・。
現実にそんな事があったら嫌ですよね・・・(汗)
ところがですね!それが実際にあったんです!
以前、父の債務整理の件(現在も継続中)で
弁護士の方に相談をさせてもらった際に
その弁護士の方が聞かせてくれたのですが
成年後見人になった国選弁護人が
本来、守らなければならないクライアントの財産を着服したため
裁判所が訴えられ最終的に国家賠償になったそうです。
そんなの滅多にない事件だろうと思いましたが
調べてみると他にも同じような事件があって驚きました(苦笑)
専門家にそういう事をされると怖いですよね・・・(汗)
「パーフェクトケア」
ちょっと怖くもあり、最後にスカッと爽快になる映画でした。
悪い事やってお金儲けしても長続きはしません!(笑)
杉下
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