#10 男も女も関係ない

記事
コラム
いつもの通りリンクを張れないので日経ビジネスさんの記事題名だけ。

「私より低収入なら結婚しないわよ」が8割、男も性差別の被害者だ

内容は題名の通りですが、男女平等が叫ばれ、ともすると女性の権利向上が主張されがちですが、男性の権利については議論が少ないと感じる中で面白い記事です。(どちらか寄りではなく、どちらも同じように議論されるべきというのが「公平性※」が上位の私のスタンスです。※ストレングスファインダー)

記事の中では「家事や育児は女性がやるもの」と同様に「男性が収入を得て家族を養う」という外圧があるのではないかと言っています。
もちろん日本人男性が自らの意思で家事・育児よりも仕事を優先する生き方を選んでいるのであれば問題ない。だが、男性を職場に縛り付ける社会的な要因が影響しているのならば、それは家庭に縛り付けられている女性が受けている性差別と本質的に何も変わらない。
そして最後に、女性差別の撲滅(=男社会を壊すこと)は女性のためならず、男性自身の幸せのためでもある。とまとめています。

センシティブな内容なので、これだけ短くまとめるといろいろな気持ちが持ち上がる方もいらっしゃると思いますが、最初に書いたようにどちらか寄りではなく、公平な議論が展開されることを望んでいます。

ちなみにこれはまた今度の機会に書いてみたいと思いますが、公平性が強いタイプ(私)はこういう特徴があります。
「公平性」の才能が強い人にとって、バランスはとても大切です。彼らは地位とは関係なく人々を平等に扱う必要性を強く信じています。

私はみんないい部分(=個性)があって、それを活かせば自分も世の中も幸せになるというスタンスですので、男女の別なく、力が強い人とか、細かい作業が得意な人とか、面倒を見るのが得意とか、クリエイティブが得意とか、身体を動かすのが得意とか、そういう得意分野で役割が分かれていくのが平等であってみんなが同じことをできるようにするのは平等なのか?と思っています。
でも今の問題は「男」「女」「LGBTQ」「チャレンジド(障がい者)」・・などなど、人間を一括(ひとくくり)にして考えていて、それでは多様性の糸口は見えてこないのではないかと思います。

実は先ほどの私もひとまとめ(力が強いとか、細かい作業が得意とか)にしてしまっていて、その先には一人ひとりが完全に独立した存在としてお互いを認め合う世界まで進んでいかなければならないと思います。

それにはまず「決めつけ(こうあるべき、こうでなければならい)」の意識を取っていくことがスタートではないかと思います。

言うは易し、行うは難し。
でも言わなければ何も始まらない。

まずはこうして発信し続けることが次の未来に繋がることを信じて、終わりたいと思います。今日も最後までありがとうございました。
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