少し長いスパンで物事を見てみる

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コラム
悩みや苦しみが多い世の中でどうしたら幸せになれるか。そのためには「自分なりの人生の目的」とか「本当の幸せ」とかを考えるわけですが、一つの大切な視点に「物事のスパンをどれくらいで見るか」というのがあると思います。

今の世の中は流れが早く、すぐに結果を求められます。
企業経営も短期的な成果を求められ、研究などもすぐに結果が出ないものには予算が割かれない、政治もポピュリズムが台頭し、有権者たちは自分たちが生きている今この時に成果を出すことを求めます。

しかし何事も数ヶ月とか数年で結果が出るわけではなく、もう少し長いスパンで取り組んでいかないと結果が出ないことも多々あるわけです。
その究極は「自分が生きている間だけを考えるのではなく、死んだ後の数百年単位で物事を考えてみる」ということだと思います。これは死生観や死後の世界の考え方にも影響するためなかなか難しいところではありますが、いずれにしてもそんなに焦らずじっくり構えていけばいいのではないかと思います。

そんなことを言ったら世界に遅れてしまうと言われそうですが、伝統的なモノやコトには今の時代は魅力がないのでしょうか?そういったものには価値はないのでしょうか?日本という国は世界と同じスピードで進んでいかなければ侵略され、滅んでしまうものなのでしょうか?

話が少し壮大すぎますが、不安に煽られて流されてしまうことは本来大切にすべきものを見失う危険もあると思うのです。もちろんこの話も一つの価値観であり強要することではありません。でもあまりにも同じ方向に流されてしまうのは相手の土俵で戦うことになるのではないかと思うのです。

それぞれが持っている自分の価値観で物事を見て、感じて、判断する。
そこに本当の幸せがあるのではないか、そのためには短絡的に自分の目の前のことを捉えるのではなく、もう少し長いスパンで物事を見ていくことが大切なのではないかというお話でした。

ということで今日はここまで。
最後までありがとうございました。
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