仏教が伝える本質を悟らずに仏教系の学問に入ったら、迷いに迷うし、情報だらけで、それをまとめることだけでも容易でない作業です。
自分はそもそも仏教には興味がなく、そこに価値があるとも思わなかったんで、若い時だったら、絶対に進学先に選ばないところでした。
ただ、いろいろな経験が結果的につながって、知ることになったマトリックスの本質を掴んでから、この仏教の領域を学問上の知識としてあらためて見渡せたので、授業の全ては自分にとっては、とても面白いんですよね。自分にしか見えていなかった世界が、実は、2000年以上も前から、この世界では当たり前に語られてきたのだということに、毎日驚きを隠せないです。
知るというだけに徹しようと思っていたのに、それだけでは済まない授業もあります。毎日、心の奥深くまで、今の自分はどうなんだろう?と振り返ることにもつながるし、ふとした経典の中身に、自分の体験の中の知識が掘り起こされてつながることもあって、授業は一回、一回が非常に濃い。
授業が終わってからも、切り替えがつかないまま、頭の中を壮大なスピリチュアル世界の構造が占めたまま。大きすぎて、とても言語化できない、と思うこともしばしばなんで、一部をブログに上げています。
今日の教授の話も、色々と心に大きな影響を与えていて、それを消化するのにものすごく疲労を感じているんです...。
多分だけど、このブログを読んでいる人も、一回一回にインパクトを受けているという感想をいただいたこともあるんで、読むと同時に記事が精神的に深いところに触れてくるので掻き乱されているかもしれない。
だから、精神的な変容に使うエネルギー疲労も溜まってるかもしれないよ。
動いていなくても、精神が変容するときにはビタミンや微量ミネラルの大量消費があるのを忘れないでね。w 今、インフルエンザが流行ってもいるけど、精神的なショックや精神的な変容によっても、肉体のバランスを崩しやすいので、とにかく自分に優しいこと、ありがたいこと、ホッとすること、などを大事にして過ごした方が良いと思うよ。
今日の教授の話で心に残ったのは、仏性の話ね。
仏教では、十界という考え方があって、